台湾の、灰色の牛が背伸びをしたとき | Motel in Venus

台湾の、灰色の牛が背伸びをしたとき | Motel in Venus

念願の無線LAN環境に切り替えるためPCがいまネットにつなげないのでiPhoneからちまちま指うち更新。 バ...概要を表示 念願の無線LAN環境に切り替えるためPCがいまネットにつなげないのでiPhoneからちまちま指うち更新。 バックパックひとつ背負って犬島に渡り、瀬戸内国際芸術祭のサポートスタッフ"こえび隊"として泊まり込みで活動してきた。 今の時期、犬島は灼熱の島だ。 犬島は嘗て銅の精錬で栄えた島で、今でも煙突やら、レンガの塀やらが朽ちかけた姿でそこに残っている。 地面にも、金属が混じったような重厚感のある大きなレンガが敷き詰められていて、靴をはいていても足の裏が熱くなるほどだった。 精錬所の横の道づたいに、レンガ塀をそのまま店同士の仕切りとして使っている屋台村というところがあって、エスニックな食べものがいろいろ売ってた。マッサージ屋や髪を切ってくれるところもあった。どの屋台もみんな個性的で仲良しで、ヒッピーみたいな人がいっぱい。とても日本とは思えないような場所で、私は足を踏み入れてものの数秒で屋台村が好