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もう3年ほど前になるが、実家のマンションで飼われていた猫が13年の命を終えた。 亡くなる数日前。当時2... もう3年ほど前になるが、実家のマンションで飼われていた猫が13年の命を終えた。 亡くなる数日前。当時2歳の長女とともに。 学生時代からアパートで幾多の猫を飼い、さまざまな生涯を見てきた僕だけど、この猫の生涯は数奇であったなあ、と思うところがあるのでちょっと記録したい。 叔父と猫の別れ、祖母からの受難 猫が飼われ始めたのは、かつて東京にあった僕の生家だ。 築何十年という古い古い昭和家屋である。 祖母と独身の叔父(いわゆる「子供部屋おじさん」)が二人で暮らしていたところに、いとこが拾ってきたらしい。 子の無かった叔父はこの猫をたいそう可愛がり、ミーコ、ミーコと呼んで溺愛していた。エサも相当にいいものを食べさせてもらっていた。 何歳になっても口うるさい祖母(いわゆる「毒母」だった)に辟易としている中、家での生活を唯一明るくしてくれた存在だったのだろう。 その叔父が平成21年に63歳で急逝する。
2021/12/16 リンク