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東日本大震災の発生から一年が経ち、この一年をさまざまに振り返ったり、あるいは追悼のための時間を、... 東日本大震災の発生から一年が経ち、この一年をさまざまに振り返ったり、あるいは追悼のための時間を、あるいは遅々として進まない被災地の再建をもう一度心に留めるための時間を過ごしている人がおおぜいだと思います。 昨年のあの日、私は浦賀水道に面した波止場をもつ職場で尋常ではないあの揺れを感じ、港に響き渡る津波警報のサイレンを聞きながらネットに食いついて情報を集めていました。 自宅は地震の瞬間に停電したため、電話は当然として、ツイッターなどの連絡手段も不可能でした。私にとって、地震発生から、家内と娘の安否を確認できないままサイレンの中を歩いて帰宅するまでの時間が、最も不安な時間だったと言えます。 職場から家に帰るにはどうしても海沿いの道を歩く必要があります。いつもは静かな港に注ぎ込む小川が不気味な音を立てながら逆流している様子を横目に、一つも電球のついていない街を通り抜けて、人の気配の感じられない駅
2012/03/12 リンク