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カバは汗線を持っていないので、正確には「血の汗」ではない。だが、まるで体全体が血の汗に包まれてい... カバは汗線を持っていないので、正確には「血の汗」ではない。だが、まるで体全体が血の汗に包まれているようにも見えるので、「血の汗」と呼ばれている。この正体は、身体を保護するために皮膚から放出される粘液でである。 この粘液は最初は無色透明なのだが、粘液が空気に触れることで酸化し、赤く変色していくのだそうだ。この粘液は紫外線を遮断し、直射日光から皮膚を保護する役割を持っている。 また、最近の研究で、粘液自体に殺菌作用があることが明らかとなった。このため、よく縄張り争いをするオスの体が傷だらけになっていても、汚れた淡水中で感染症に罹ることなく生活できるという。 こう見えても、団体戦ではワニすらかなわないというくらい武闘派のカバ。この粘液のおかげで身体が守られているわけなんだね。 ちなみに、カバだけでなくカンガルーも赤い汗を流すという。ちなみに、ゾウやシマウマは青い汗、ガゼルは黒い汗を流すんだそうだ
2015/11/08 リンク