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『江戸幻想批判』で私は、八木透という民俗学者を批判している。フェミ二ストぶっているくせに江戸の性... 『江戸幻想批判』で私は、八木透という民俗学者を批判している。フェミ二ストぶっているくせに江戸の性はおおらかだったとか、川村邦光、森栗茂一と一緒にくだらないスケベ話に興じていたからである。 その八木と、山崎祐子、服部誠の『日本の民俗7 男と女の民俗誌』(吉川弘文館)を見つけたので買ってきた。九月刊である。八木はしかし、相変わらずバカである。冒頭から「「男と女」とは、民俗学にとって永遠の命題である」と誤用。ぱらぱら見ただけでこの「命題」を三回も使っている。 続いて、上野千鶴子が講演を拒否された事件に触れて、若桑みどりが、「ジェンダー・フリー」の本来の主張は、性別役割分担の否定なのに、「反対派が『性差をすべてなくすこと』という間違った解釈をしていると厳しく批判する」などと書いている。間違った解釈などではない。小倉千加子の『セックス神話解体新書』には、性別役割分担の否定以上の、多数のジェンダーとい
2008/10/22 リンク