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常圧相窒化ホウ素の結晶 左図がh-BNの結晶構造の模型で、小さな青がホウ素、大きな茶が窒素である。ホウ... 常圧相窒化ホウ素の結晶 左図がh-BNの結晶構造の模型で、小さな青がホウ素、大きな茶が窒素である。ホウ素と窒素が交互に正六角形の頂点にあるが、図中 (a) と (b) では、ホウ素と窒素の位置が逆である。そして、(a) の上に (b)、そのまた上に (a) というように、(a)(b)(a)(b)(a)(b) ……と二層周期で積めば、六方晶系の窒化ホウ素 (h-BN) が組み上がる。 図の六角の網目の重なり方が三層周期である、菱面体晶系の窒化ホウ素 (r-BN) も報告されている。シアン化カリウム (KCN) とメタホウ酸ナトリウム (Na2B2O4) から合成した窒化ホウ素に含まれるか、高圧相BNがh-BNに戻る過程で生成すると予想されている。 これらの構造は黒鉛と似ている。黒鉛では、青・茶の区別なしに角の全部が炭素原子で占められるが、やはり六角の網目が重なっている。 ほかに、低温または気
2021/04/04 リンク