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米粉・砂糖・ニッキ(肉桂、シナモン)を混ぜて蒸した生地を、薄く伸ばして焼き上げた堅焼き煎餅の一種... 米粉・砂糖・ニッキ(肉桂、シナモン)を混ぜて蒸した生地を、薄く伸ばして焼き上げた堅焼き煎餅の一種。形は箏または橋を模しているとされ、長軸方向に凸になった湾曲した長方形をしている。発祥年は判然としないが、1689年(元禄2年)を掲げる資料なども多い(詳細は後掲「#歴史・起源」を参照)。 生地を焼かずに切っただけの「生八ツ橋」、さらに派生して生八ツ橋で小豆などの餡を包んだ商品も存在する。生八ツ橋の登場は1960年代と比較的新しいが[2]、現代では特に餡入りの生八ツ橋で生地に抹茶やごま・餡に果物やチョコレートを用いるなど創意工夫が凝らされており、焼いた八ツ橋よりも生八ツ橋の方が好まれる傾向にある[3][4]。餡入り生八ツ橋を単に「八ツ橋」と呼ぶことも増えており、区別のために焼いた八ツ橋を「焼き八ツ橋」とする造語(レトロニム)も生まれている[1]。 今日では八ツ橋・生八ツ橋ともに京都を代表する銘菓
2021/09/17 リンク