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脚本担当は同じままだが、水島努監督のコンテ演出で、茶番の底が割れた後の本当を、ちゃんと「本当」ら... 脚本担当は同じままだが、水島努監督のコンテ演出で、茶番の底が割れた後の本当を、ちゃんと「本当」らしく描写して見せた。殺陣は細かく敵味方が互いに激しく動き回り、隙を見せれば殺されるという切迫感が出ている。固定カメラのロングショットで殺陣を見せるカットと、カメラで被写体を追うスローモーションのクローズアップカットのメリハリもあって、規制されつつも映像の快楽は存分に味わえた。 こめられた映像リソースも相当なもので、原画に西尾鉄也や金子秀一といった著名アニメーターが並ぶ。車窓の主観視点を3DCGで描画した流血の街も、粗がなくて舞台の終幕を華麗にいろどった。作画オタクとしては、街にあふれる古きものの宮沢康紀っぷりに自重を求めたくもなったが、藤子F短編マンガ『ヒョンヒョロ』のようなファンシーな虐殺という絵面は悪くない。 台詞回しに説明口調なところも残っているが、粗の多かったなりに1クールかけて積み上が
2012/05/04 リンク