88歳叔父夫婦の事故で痛感した「高齢ドライバー問題は綺麗ごとでは済まない」（こかじ さら） @moneygendai

88歳叔父夫婦の事故で痛感した「高齢ドライバー問題は綺麗ごとでは済まない」（こかじ さら） @moneygendai

池袋暴走事故を機に世間でも問題視されるようになった高齢ドライバー。自主返納を促すべきという人もい...概要を表示 池袋暴走事故を機に世間でも問題視されるようになった高齢ドライバー。自主返納を促すべきという人もいれば、地方を中心に老人たちの足を奪っては生活していけないという声もあり、一筋縄ではいかないのが現状だ。そんな中、運転を続ける高齢者たちに振り回されているのが、千葉県に住む作家のこかじさらさん。毎日、首筋が寒くなるような日々だという。 故郷である千葉県の片隅にUターン移住して早2年。同居する老父は91歳に、老母は89歳になった。 キレる老人の典型だった老父は、処方してもらった抗認知症薬が効いているのか、はたまた、激高するパワーすらも残っていないのか……、このところちんまりと暮らしている。 「卒業式も入学式も修学旅行も中止になってるのに、どういう神経してたらカラオケになんて行けるわけ」。 何度注意しても、「言っとくけど、私が行ってるのはカラオケじゃなくて音楽教室だから」なんて屁理屈を並べていた老母も