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菅義偉首相の「愚策」 日本政府が国内の新車販売に関し、「2030年代半ば以降はガソリンだけで走行する車... 菅義偉首相の「愚策」 日本政府が国内の新車販売に関し、「2030年代半ば以降はガソリンだけで走行する車以外の『電動車』とする」目標を設定する方向で調整に入ったと報じられた。 温室効果ガス削減に取り組む姿勢を国際社会に示すのが狙いとのことだが、実施後は電気自動車(EV)や電気とガソリンを併用するハイブリッド車(HV)などしか販売できなくなる見込みだ。 2018年8月27日の記事「騙されるな、空前の電気自動車(EV)ブームは空振りに終わる」で触れた、「次世代自動車の本命」と考えられるハイブリッド車を残したことは賢明だ。もしそうでなければ目も当てられない。 しかし、菅首相が所信表明演説で「2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする」と述べたことは本当に馬鹿げている。 その理由については、9月23日「環境保護はそんなに儲かるのか?――膨大な対策費が闇に消えている」、2019年12月28日