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森博嗣の『科学的とはどういう意味か』を読んだので感想を書く。 ここ数日は、本当に森博嗣のエッセイし... 森博嗣の『科学的とはどういう意味か』を読んだので感想を書く。 ここ数日は、本当に森博嗣のエッセイしか読んでいない。何しろ読みやすい。冗長な表現がなく流れるような文章のリズムなので、読んでいて疲れを感じない。そんなわけで、森博嗣のエッセイは電車の中とか、休憩時間にサクッと読むのに適していると思う。 まずは、文系/理系について紐解く この本は2011年3月末に発刊された。東日本大震災の直後である。そのせいもあって、「科学」について説明のなかで震災に関する話――例えば津波や放射能に関する話がいくつか登場する。というか、そういう話題がかなり多い。 「科学的とはどういう意味か」というタイトルの本なので、当然「科学とは?」みたいな話になっていくのだが、その前にまず日本に蔓延している「文系」「理系」の文化、違いなどの説明から入っていく。 文系の人は理系に比べてコンプレックスを持っている傾向が強く(森博嗣
2016/03/11 リンク