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税は担税力の高いところから真っ先に徴収すべきだという意見が強いのだが、自分は若干違う意見を持って... 税は担税力の高いところから真っ先に徴収すべきだという意見が強いのだが、自分は若干違う意見を持っている。それは、担税力を前提としつつも、日本社会で生活・活動している人が可能な限り等しく負担するような制度にすべきだ、ということである。 税が単純に富の再分配の意義しかなく、政治的な正当性や社会統合の問題に全く関係ないというのなら、単純に担税力の高い人が負担しろということでもかまわない。しかし、税というのは「誰が負担し、誰が給付されるのか」という、センシティヴな問題と切り離すことができない。繰り返しになるが、ヨーロッパが所得税から消費税を中心にしていったのは、少子高齢化と経済グローバル化によって、現役中間層が「頑張って働いても年寄りや外国人に持っていかれる」と不満を持ちはじめ、それが「福祉国家の危機」に直結したことが背景にある。 法人税・所得税・相続税を上げろという左派の主張は、悪くすると国の財政
2013/09/27 リンク