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草柳大蔵の『実力者たちの条件』には、このほかにも丹下健三をめぐる様々なエピソードが紹介されていて... 草柳大蔵の『実力者たちの条件』には、このほかにも丹下健三をめぐる様々なエピソードが紹介されていて面白い。たとえば丹下は個人の住宅を建てたことがないという。唯一自ら手がけた自宅も、高床式のガラス張りのため朝早くから光が射し込む上、女中部屋をつくらなかったので女中は押入れの中で寝るというありさまだったらしい(おかげで丹下はこの家に住み慣れることができず、アパートに逃げ込むにいたったという)。 ほかにも、丹下が浅田孝ら周囲にいた参謀役たちにどんなふうに支えられていたかを記した箇所などは興味深い。草柳のインタビューに対して、《国内のコンペに応募していたころは、丹下さんの作品は描きあがった途端に一等だ、とわかるものであった》ほどの天才作家だと丹下を評した浅田だが、《そのかわり、あとが大変だった》とつけ加えている。 ……丹下の作品を抱えて走り出すのは浅田の役割であったが、そのあと役所側と予算の折衝をし