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※本記事は、関卓中『地球上の中華料理店をめぐる冒険』の抜粋です。 私の「鶏脚物語」 1960年代後半の高... ※本記事は、関卓中『地球上の中華料理店をめぐる冒険』の抜粋です。 私の「鶏脚物語」 1960年代後半の高校時代、食事は、家庭で作る広東料理がほとんどだった。私の母は料理上手で何を作ってもおいしく、バランスが取れていて、栄養満点だった。しかも、家庭料理ならではの日替わりスープも添えられていた。 また、私だけのもう一品として花生鶏脚湯(落花生、鶏の足などを漢方の薬材とともにじっくり煮込んだスープ)をよく作ってくれた。実は、ずいぶん後になって知ったのだが、私は男性ホルモンが少し不足していたらしく、それを補うためだったという。 鶏脚(鶏の足、いわゆる「もみじ」と言われる部位)で思い出すことがある。私の「鶏脚物語」を披露しよう。 母は肉屋で鶏の足を無料で分けてもらっていた。日本人は鶏の足を食べないからだ(大分県の一部では鶏の足の伝統料理があると聞くが、それはごく限られた例だ)。 ところが、そんな肉屋