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東芝は3月9日、キヤノンに対して東芝メディカル売却にかかわる独占交渉権を付与し、3月18日までに最終合... 東芝は3月9日、キヤノンに対して東芝メディカル売却にかかわる独占交渉権を付与し、3月18日までに最終合意を目指すと発表した。これに先だって行われた入札で、キヤノンは富士フイルムや外資系ファンドなどを退け独占交渉権を獲得した。東芝は「企業価値評価額や手続きの確実性等の観点から総合的に評価」(プレスリリース)したという。 株式売却益の計上タイミングは? 東芝は2016年3月期に7100億円の最終赤字に陥り、期末の自己資本比率は2.6%まで落ち込む見込み。3月末までに東芝メディカルの売却益を計上できれば、債務超過に陥るリスクが遠のく。 富士フイルムが疑問視しているのは、この売却益計上のタイミングである。質問状では、「(キヤノンによる東芝メディカルの)株式取得手続きが本年3月までに完了し、2016年3月期決算で売却益計上が可能とは考え難い」と指摘している。 背景には、独占禁止法の規定がある。国内売
2016/03/17 リンク