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佐々木要太郎は、中学生のときに一度、料理人を志したことがあった。中学卒業と同時に丁稚奉公に出して... 佐々木要太郎は、中学生のときに一度、料理人を志したことがあった。中学卒業と同時に丁稚奉公に出してほしいと父親に頼んだが、「高校を卒業してないとどこにも引っかからないぞ」とたしなめられ、渋々諦めたのだ。 盛岡の高校に進んだ佐々木は、やがてインテリアデザイナーをめざすようになる。が、当時知り合った女性と結婚を決意。専門学校に進むことをやめ、盛岡で会社員として働く。その後、離婚を機に2歳の娘を連れ遠野に帰郷。そのとき、どぶろく特区の話が持ち上がり、実家である「民宿とおの」を継ぐ決断をする。 「どぶろくをつくり始めると、途中で、料理の必要性を感じ始めたんです。民宿を親父から継ぐとなったときに、どぶろくだけでなく、料理も大事になってくるだろうと思ったんです。京都で板前をしていた親父からは『和食の世界に入るんだったら、絶対に茶事をやったほうがいい』と言われていた。実際に、お茶事を始めたら、料理にもどっ
2020/10/04 リンク