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中学の修学旅行のときに、同じ部屋の、お目目がぱっちりした同級生にこっそり打ち明けられたことがある... 中学の修学旅行のときに、同じ部屋の、お目目がぱっちりした同級生にこっそり打ち明けられたことがある。彼は僕に顔を寄せてカバンからあるものを取り出した。 アポロチョコレートだった。 彼は、「自分のお菓子」を持ってるって、なんかよくない? みたいなことを言っていた気がする。格闘ゲームなんかでいう「使い手」のお菓子バーションだろうか。好きなお菓子、というだけではなく、まさにこれこそが自分のお菓子であり、自分の生活はこのお菓子とともにあるのだ、という感覚。 こっそり打ち明けずに堂々と食えよ、とも思ったが、僕の中学はお菓子持ってきただけで職員室に呼び出されて怒られるヤバイところだったから、アポロチョコボーイがおどおどするもの無理はない。 そして僕はそのとき、「たしかに自分のお菓子って響きはなかなかいいね!」と思った。 僕はお菓子が好きで、好きなお菓子がたくさんある。しかし、「自分のお菓子」はこれだ、と
2016/05/07 リンク