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緩みにくいボルトの一種である「モーションタイト」を手掛けるアートスクリュー(名古屋市)は、さらに... 緩みにくいボルトの一種である「モーションタイト」を手掛けるアートスクリュー(名古屋市)は、さらに高強度・軽量化を実現した進化形のモーションタイトを展示している。松林興代表取締役は「ボルトを軽量化する技術は製品そのものを軽量化するための原点」とアピールする。 アートスクリューはモーションタイトを販売して今年で8年目。これまで二輪自動車、半導体製造装置、風力発電、人工衛星など多彩な製品に使われてきた。特長はボルト自体の緩みや折損、焼き付けを防ぐこと。ボルトの不調は製品自体の不具合にもつながるため、縁の下の力持ちのような存在だ。 アートスクリューは今回、モーションタイトをさらに進化させ、金属商社のリネックス(東京)と今秋から共同販売する「トリボ」を展示。ボルト用に開発された高強度の材料を使用したトリボはサイズを小さくすることで軽量化を実現した。ボルトのダウンサイジングには緩みがない高い締結力が必