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初めてはてなに出会ったのは、もう15年くらい前になる。 当時の私は、深夜アニメに興味をもち、そこでオ... 初めてはてなに出会ったのは、もう15年くらい前になる。 当時の私は、深夜アニメに興味をもち、そこでオタク文化の存在を知った。 もともと日本サンライズのロボットアニメを見て育った世代だから、オタク文化を嫌だとは思わなかった。 インターネットエクスプローラーの検索窓にオタクと入力した。 何がでてくるかなとリターンキーを押した。 いくつかある候補の中で目を引いたのが、オタクの教養というサイトで、これがはてなのサイトだった。 オタク黎明期から、現在(当時)に至るまでのオタク文化史が詳細に綴られていたのを覚えている。 私は、高校生くらいに脱オタして、大学時代はサブカル好きをメインにしていた。 あの当時、オタクはダサさの象徴だった。 サブカルのほうがまだ受けが良かった。 忘れられない言葉がある。 「あのセンス、信じられない。」 通学中に聞いた言葉で、手前を歩くオタク風男子学生に向かって、後ろにいた今ど