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別に読者は努力する主人公が嫌いなわけじゃない。 「主人公が下手な負け方する」のが嫌なんだ。 「努力... 別に読者は努力する主人公が嫌いなわけじゃない。 「主人公が下手な負け方する」のが嫌なんだ。 「努力する主人公」というのは、必然的に苦戦する事も負ける事もある。 苦戦も負けもしないのなら、何のために努力してるか判らんからね。 ジャンル的に、努力する主人公は負けもする物なのだ。 しかし、当たり前だが主人公が敗れるというのは割と読者的にはキツい展開だ。 別に自己を投影してなかったとしても、 贔屓のチームがライバルチームに惜敗したりボロ負けしたりしたらアンチクショウって感じがするだろう。 主人公が負けてなお、読者にストレスを溜めないというのは非常に高い手腕が要求される。 多くの作品はここでしくじって、読者(の一部)にフルボッコにされる。 スポーツなら相手チームの悪口を言えばいいが、創作物で主人公が負けたら戦犯は作者だからだ。 アンチを大量発生させる失敗パターンとしては、ぱっと思いつく代表的なものと