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なんだか最近図書館関連で選書についてよくわからない言説を見かけるようになったので,自分の理解をま... なんだか最近図書館関連で選書についてよくわからない言説を見かけるようになったので,自分の理解をまとめておく。 簡単に言うと,やばい本は避けて購入するけれど,それは選書によるものであり検閲では断じてないという論理。 まず,全ての図書館は(少なくとも建前として)「検閲」を嫌う。 図書館における憲法として「図書館の自由に関する宣言」があり, その第4では「図書館はすべての検閲に反対する」と明記されている。 従って検閲を連想させるような言葉,例えば 「適切」「不適切」「良書」「悪書」などは図書館員は基本的に使わない(はず)。 ちなみに図書館の自由に関する宣言はまるで反戦スローガンかよと思うほどに 泥臭い自由を切望する文なので未読の方は是非読んで欲しい。 理想としてはこの建前に基づいて,右の本も左の本も中の本も全部置き, 利用者がその内容を判断する,ということをやりたい。 しかし今のご時世,どこの図
2015/09/25 リンク