『納得いかない訴訟の印紙代』

『納得いかない訴訟の印紙代』

カリスマ弁護士　荘司雅彦のブログ 作家、弁護士の荘司雅彦がとりあえずあれこれ考えることを書いていき...概要を表示 カリスマ弁護士　荘司雅彦のブログ 作家、弁護士の荘司雅彦がとりあえずあれこれ考えることを書いていきます。 ご存じの方も多いと思いますが、民事裁判を提起する場合に訴状（訴えを起こす書面）に印紙を貼らなければなりません。 そしてこの印紙の金額、請求金額が大きくなればなるほど高くなり、審級が上に行けば行くほど高くなるのです。 例えば、１億円請求するとすると、第一審裁判所に納める印紙代は３２万円です。 これが１０００万円だったら印紙代は５万円で済みます。 同じように、１億円の請求の場合、高等裁判所に控訴する際には４８万円、最高裁判所に上告する際には６４万円かかります。 事件の難易度は関係ありません。 借用証もしっかりあって証人もバッチリいる場合に１億円の貸金訴訟を起こす場合に３２万円必要であるのに対し、職場で怪我をして１０００万円の損害を負ったけど会社は当人は仕事をさぼって私的なことをしていたから