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アルマ望遠鏡と世界の望遠鏡たちをつないでブラックホールの影の撮影に挑む連載の4回目は、この世とブラ... アルマ望遠鏡と世界の望遠鏡たちをつないでブラックホールの影の撮影に挑む連載の4回目は、この世とブラックホールの境界、「事象の地平線(Event Horizon)」についてです。 ブラックホールは何でも吸い込んでしまうことで有名です。では、ブラックホールは文字通りの「穴」なのでしょうか? 天文学者は、そうではないと考えています。ブラックホールとは、物質を小さな場所に極限までぎゅうぎゅうに押しこめた天体で、その結果として強大な重力が発生します。この天体の周囲では空間が大きくゆがみ、光ですら抜け出せなくなります。光が抜け出せるギリギリの境界線を、「事象の地平線」と呼びます。事象の地平線には膨大な量の物質が引き寄せられていますが、同時に、研究者の興味も引きつけられています。それは、なぜなのでしょうか? これまでの連載でも登場したように、ブラックホールそのものを直接観測することはできません。光が出て
2017/05/28 リンク