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10月1日の朝日新聞1面に、印象的な写真が載っていました。アメリカの下院が「金融安定化法案」を否決し... 10月1日の朝日新聞1面に、印象的な写真が載っていました。アメリカの下院が「金融安定化法案」を否決した翌朝の紙面です。中でも目立つのは黄色いプラカードで、NO MONEY FOR WALL ST.& WAR(ウオール街と戦争に金を使うな)と読めます。法案を否決させた市民の感情を表しています。 私が面白いと思うのは、政権与党の筈の共和党から、多くの反対票が出たという点です。議員に対して日本のような強い「党議拘束」は、かかっていなかったのでしょう。選挙の近い議員たちは、選挙民の反感を恐れて反対票を投じたということです。 法案の否決は世界経済の恐慌にもつながる大騒ぎとなって、結局は手直しの上で可決の運びとなりました。大恐慌が起きてしまえば、庶民の生活も破壊されますから、反対を押し通すことは現実的ではありませんでした。しかし、IT化した金融経済が、虚栄の消費生活と戦争経済を肥大化してきたことに
2012/06/01 リンク