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(英エコノミスト誌 2010年5月22日号) ・・・賢い猿が手に入るのかもしれない。日本のメディアは、お... (英エコノミスト誌 2010年5月22日号) ・・・賢い猿が手に入るのかもしれない。日本のメディアは、おいしい話を無視している。 世界の多くの地域では、ジャーナリストは政界の裏金スキャンダルというおいしいネタの魅力に抗し切れないだろう。日本では、秘密の資金が首相執務室近くの金庫の中に隠されており、数十年間にわたり政治的な懐柔工作のために使われてきたとの情報が漏れ出している。そのカネは、ジャーナリストやテレビ評論家にも流れたとさえ言われている。 多くを物語るように、日本のメディアはこの件について、日光の賢い三猿に似た反応を示している。「見ざる」「聞かざる」「言わざる」である。 官房機密費の問題にだんまりを決め込む主流メディア 裏金の存在は、昔から内部関係者には知られていた。今になって初めて、現政権がその存在を認めたに過ぎない。鳩山由紀夫首相率いる内閣で官房長官を務める平野博文氏は、日本共産党
2010/06/06 リンク