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青年は、あれから1週間後の同じ時間に、靖国神社の鳥居に向かって歩いていた。出不精の青年にしては珍し... 青年は、あれから1週間後の同じ時間に、靖国神社の鳥居に向かって歩いていた。出不精の青年にしては珍しいことだ。 先週、あの老人、南海先生の言ったことがどうにも理解できなかった。どうして、米国が中国の横暴を許して、日中が衝突したら尖閣諸島を中国に譲らせたりすることになるのか。中国が日本を核攻撃すると脅した時に、どうして米国は日本を守らないのか、分からない。 南海先生は、その根底に、「米中経済同盟」があると言った。日米同盟の間違いではないのか。その点を問い詰めてみたい。大体、中国の青年も米中経済同盟など存在しないと言っているではないか。 鳥居の下には、南海先生と中国青年が待っていた。 愚者は経験に学び、智者は歴史に学ぶ 南海先生 老人を待たせるとは失敬な奴だな。まあ、来ただけまし、ということか。わしも、若い者に甘くなったものよ。ところで君は、「愚者は経験に学び、智者は歴史に学ぶ」というビスマルク
2014/05/30 リンク