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ヒステリーとバイブレーターの歴史(1)のつづき 中世からルネサンスの時代、ヒステリーの治療方法として... ヒステリーとバイブレーターの歴史(1)のつづき 中世からルネサンスの時代、ヒステリーの治療方法として既婚女性には夫との性交が勧められ、未婚の場合にはやむをえない場合には助産婦による性器のマッサージが推奨されていた。 十九世紀になると性器のマッサージを医師も行うようになっていった。ヒステリーの治療としての性器のマッサージは、危険などが伴わない上、定期的に「患者」が訪れてくれるため、割の良い治療であったとされている。しかし、「ヒステリーの発作(hysterical paroxism)」(=オーガズム)に導くまでに時間がかかりなど、非常に体力を要する作業であり、また技術的にも容易ではないことからマッサージのための器具の必要性が高まった。 そこで生まれたのがヒステリー治療のための女性器刺激器具であるバイブレーターであった。19世紀のはじめにはすでに水力によるバイブレーターが生まれていた。1873年
2010/06/01 リンク