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実家の祖母が生きていた頃。私はどこか出かけた先で、柔らかくておいしそうな食べ物を見つけると、「ば... 実家の祖母が生きていた頃。私はどこか出かけた先で、柔らかくておいしそうな食べ物を見つけると、「ばあちゃんへのお土産」と称して買って帰る習慣があった。実際には、ばあちゃんだけが食べるわけではなく、私も他の家族も食べるけど。 ばあちゃんは、夕食が済むと、小さなお弁当箱かプラスチックケースに、果物を切ったものや、その日にある柔らかいお菓子を、遠足のおやつのように詰め込んで、自分の部屋にひきあげていく。長年愛用の小さな水筒(以前駅弁と一緒に買った緑茶が入っていた容れ物)に、ほうじ茶も入れて持っていく。布団に入って、お気に入りの時代劇をテレビで見ながら、「食後のデザート」を堪能する。ばあちゃんは、そのおやつとお茶のセットのことを、「夜のおやつ」と呼んでいた。 私がある日出かけたときに、駅の売店で見つけたのが、「麩まんじゅう」。生麩は私の大好物。中にあんこが入っていて、ふにゃふにゃもちもちと美味しそう
2009/10/31 リンク