青山景が亡くなった - 没個性テーマパーク

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彼の漫画で初めて読んだのは『ピコーン！』という作品。舞城王太郎ファンだった僕は『熊の場所』に収録...概要を表示 彼の漫画で初めて読んだのは『ピコーン！』という作品。舞城王太郎ファンだった僕は『熊の場所』に収録されていた同名の短編である『ピコーン！』が漫画化されていると何かの切っ掛けで知り、本屋に走った。しかし、出版部数が少なかったのか分からないが、すぐには手に入らず、何軒か巡るハメになった。 結局大型書店で目的の本を発見し、ワクワクしながら家へ帰り、読んでみたところ期待通りの出来で僕は感動した。確か2007年のことだ。舞城王太郎を読んだことがある人であれば分かるかも知れないが、彼のスピード感溢れる独創的な世界観は映像はもとより漫画化することも難しいのではないか？　と思う。『ディスコ探偵水曜日』とかね。だけど、青山景は的確に漫画表現として昇華を果たした。 「この作家は知らない作家だけど、とても舞城王太郎の作風と合うなぁ……」と感慨深げに思った。それから青山景の作品を追うことにして『SWWEEET』や『