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書店員が売りたい本を選ぶ第10回本屋大賞が9日発表され、百田(ひゃくた)尚樹さん(57)の「海賊... 書店員が売りたい本を選ぶ第10回本屋大賞が9日発表され、百田(ひゃくた)尚樹さん(57)の「海賊とよばれた男」が選ばれた。書店員らが手弁当で始めた賞は、長い伝統がある芥川賞や直木賞に匹敵する賞に成長。多くのベストセラーや映画原作を生みだし、長期低迷が続く出版業界に明るい話題を振りまいた。一方で、課題も見えてきた。 東京都港区の明治記念館で9日に開かれた第10回の発表会。壇上のテーブルにかけられたベールが外されると、書店員らが自ら作った広告カード「POP」に囲まれた受賞作が登場し、会場が盛り上がった。 「いまや直木賞よりも売れる賞になった」とある中堅出版社の社員は話す。出版不況が続くなか、大ヒットがほぼ確実な本屋大賞を狙った出版社の営業攻勢は年々激しくなっている。 ある出版社は単行本の刊行時期を本屋大賞のスケジュールに合わせる。同社の社員は「年末の1次投票までに書店員に読んでもらえるように、
2013/04/17 リンク