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2月17 折り紙分子模型その2 前回の記事で、ベンゼン環などsp2炭素を基礎とした折り紙分子模型を紹介しま... 2月17 折り紙分子模型その2 前回の記事で、ベンゼン環などsp2炭素を基礎とした折り紙分子模型を紹介しました。しかし有機化合物全般を作るとなると、正四面体構造の炭素、つまりsp3炭素を作れなければ話になりません。ということで、今回はその折り方を考えてみました。 今までにもこうした折り紙はもちろんあったのですが、結合角などに制限があり、ダイヤモンドなど特定の構造しか作れないという難点がありました。今回の作品は、そうした問題を解消したもので、今までにないものになったんではと思っております。 基本的な発想は、これも以前考案したダイヤモンド結晶構造モデルから来ています。中心角が109.5°のV字型を2枚組み合わせれば、正四面体構造になるというアイディアです。 用紙としては、正方形2枚から原子パーツ1個、1:2の長方形から結合のパーツを作っています。 原子になるパーツは、正方形2枚から作ります。4