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ぼくの将棋の腕はたいしたものじゃない。この30年間、ほとんど強くなっていない。ヘボ将棋もいいところ... ぼくの将棋の腕はたいしたものじゃない。この30年間、ほとんど強くなっていない。ヘボ将棋もいいところで、せいぜい初段前後だろう。ただし、変なこともある。ものすごく強い者と対局するとなぜか強い指し手が続き、相手がそこそこだと、そこそこになる。昔からこういうふうだった。 ふつう、将棋ではこういうことはありえない。実力差があれば最初から角落ちや香落ちのハンディキャップ戦になる。ぼくは小学校3年のときに父に将棋を教えられたのだが、夏休み中、飛車角落ちだった。これは悔しかった。 升田幸三は「名人に香を引いて勝つ」というとんでもない決意をして広島を出た男である。昭和7年2月の13歳の家出だった。大阪に出て、木見金治郎八段の書生になった。以来、よく知られているように破天荒な将棋人生を送った。だいたい定跡(定石は囲碁)をおぼえない。ろくに知らないといっていいらしい。ではどうしてきたかというと、新手を工夫しつ