山陰沖で水揚げされるカニを阪神地域に売り込む試みが盛んだ。兵庫県香美町は、神戸市内の人気洋食店とのタイアップで「カニフェスタ」を展開中。町産ベニズワイガニを使ったオリジナルメニューを提供する。カニの水揚げ量日本一の鳥取県は「蟹（かに）取県」と“改名”して魅力を売り込むキャンペーンに合わせ、１７日に大阪・京橋でイベントを実施。「カニの本場」をＰＲする。 同町香住区の香住漁港では、近畿地方で唯一ベニズワイガニを水揚げする。味はみずみずしく甘みが強いのが特長。町では「香住ガニ」としてブランド化に力を入れている。 カニフェスタは昨年に続き２回目。町は、ゆでたカニのむき身を新規店には無料、昨年から引き続き参加する店舗には半額で提供。気軽に味わってもらうことで知名度向上を図り、販路拡大や観光誘客につなげる。１９日までパスタ＆ピザフェスタ、同日～１１月１日は洋食フェスタとして計１９店舗で展開する。協力店

あなたの好きな「おにぎり」って、なんですか？ シャケ、ツナマヨ、おかか……パッと浮かぶ具も人それぞれですよね。私はやっぱりシャケ、明太子、渋いところだと「葉わさび」が好きなんですよねえ。コンビニにあるとつい買っちゃう。海苔は最初から付いてあるのを買う派です。友人は「絶対イヤだ。のりはパリパリじゃなきゃいかん！」と怒るんですけどね。 さて、なぜのっけからおにぎり話かというと、『にっぽんのおにぎり』（理論社）という本を読んだのがきっかけ。「写真絵本 おにぎり風土記」と帯には記されていて、都道府県47個のおにぎりが各1ページずつ、どーんと紹介されています。 いやーーーーーーーおにぎりって、奥深い！ 地域によって、こんなにもバリエーションがあるものなんだなあ。驚きました。『メシ通』のネタとして、著者の白央篤司さんに日本のおにぎりの魅力や面白さを教えてもらおう、ってな企画なわけです今回は。ちなみに白

青森県十和田市でこのほど開かれたご当地グルメの祭典、「第１０回Ｂ－１グランプリ」で「熱血！！勝浦タンタンメン船団」（千葉県勝浦市）が優勝しました。漁師や海女さんが海で冷えた体を温めるためのメニューとして定着したという担々麺は、いわゆるゴマ味噌ダレではなく、醤油ベースのスープに、ラー油や唐辛子で炒めたタマネギや豚ひき肉などの具材をトッピングし、白髪ネギをあしらったものだそう。勝浦には４０軒を超えるタンタンメンの店があり、それぞれ様々な個性の麺を提供しているそうです。さっそく、干し桜エビと昆布でダシを取った、海の風味のスープをいかした担々麺を作ってみました。汗を拭きながら、最後までスープが飲み干せる一品です。程よく辛いので、ビールが合いますよ。（速水裕樹） 【材料】２人分 ゴマ油…大さじ３ ニンニク…１片 ショウガ…１片 赤トウガラシ…２本 豚ひき肉…２００ｇ タマネギ…１／４個 長ネギ…１本

子どもの好きな食べ物といえばハンバーグ！カレー！スパゲッティ！などでしょうか…いかにも子どもらしいですね。でも中には「何故これが好きなの？」と親が首をかしげるような、少し変わった食べ物が大好きな子もいます。例えば茎ワカメ、酢昆布、レーズン、生姜、砂ずり、刺身のツマまで！？いろいろあります。皆さんのお子さんはどんな食べ物が好きですか？ ■子どもなのに、渋い… ママスタには、子どもが好きな変わった食べ物の話がたくさん寄せられました。めかぶやもずく、海苔に魚の肝、ブロッコリーの茎やキャベツの芯、アスパラガスの先っぽ以外など…大人でもそこまで好物にならないような、面白いものを好きになっています。 『２歳８ヶ月。ところてん 。』 『２歳2か月。カイワレ大根、蓮根、ゴボウ。年寄りか！ 』 『３歳、海老フライの尻尾。身は全然食べない！』 『2歳。もずく、納豆、里芋の煮っころがし、茎若布、昆布巻き、焼き椎

飯綱町は中国のネット通販大手、アリババや信州大学、地元企業などと連携し信州産のリンゴやブドウを海外へ販売する。ICT（情報通信技術）を使った栽培の実証実験を年明けにも実施し、地元企業が加工食品も開発する。地方創生の総合戦略にも盛り込む。環太平洋経済連携協定（TPP）の大筋合意で輸入農産物の増加も視野に、競争力を高めて産官学で攻めの農業をめざす。 ICTを活用した実証実験事業には高山村や信州大学、…

宮城県は東日本大震災の津波で大きな被害を受けた沿岸部の観光支援のため、漁業体験などができる施設の建設計画の公募を始めた。優れた計画を出した2社に計4億円を補助する。対象を絞ってまとまった金額を補助する狙いで、地元だけでなく首都圏からも募る。被災地の現状を伝える「復興ツーリズム」を後押しし、水産業など地元産業の振興にもつなげる。 宿泊施設と日帰りの観光施設それぞれに1件2億円ずつ県が独自に補助する…

大槌町は１４日、東日本大震災津波復興計画に関する事業検証チームを始動させた。２３１ある復興事業を１１月中に検証し、具体的な事業見直しの方針をまとめる。 総合政策部の高橋新吾部長をチーム長に各部局の計１０人で構成。同日は日程確認、意見交換などを行った。 １１月上旬をめどに各部局で事業を見直し、資料を作成。中旬にチーム内で各事業を評価し、継続や強化、縮小、休止や廃止などの方針を決める。下旬には三役への説明を経て最終的な方針を打ち出し、町議会１２月定例会で示す予定。 ８月の町長選で初当選した平野公三町長は、事業見直しによる復興加速を掲げていた。

米国時間10月14日、モバイル決済企業のSquareが新規株式公開（IPO）を正式に申請したことが明らかになった。 6年前に設立された同社は、数カ月前からIPOを申請すると予測されていた。2015年夏にかけて報道が出回り、Squareが新規株式公開（IPO）のための書類を非公開で米証券取引委員会（SEC）に提出したと報じられた。 Squareの創業者で最高経営責任者（CEO）でもあるDorsey氏は10月5日付けで、Twitterの正式なCEOにも就任している。 CEOが別の企業のCEOも務めているという珍しい状況について、Squareは14日に米証券取引委員会（SEC）に提出した書類の中で、「Dorsey氏がSquareに充てる時間、注意、労力に影響を及ぼすことが、ときにあるかもしれない」と記した。 Squareは、ニューヨーク証券取引所にティッカーシンボル「SQ」で上場する計画である。

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韓国男性グループ「SUPER JUNIOR」のドンヘ（29）が入隊を控え、誕生日を迎えたようすを公開した。（提供：OSEN） 韓国男性グループ「SUPER JUNIOR」のドンヘ（29）が入隊を控え、誕生日を迎えたようすを公開した。 ドンヘ（SUPER JUNIOR）は15日午前、自身のInstagramに「母の（作った）誕生日わかめスープ（ミヨックク、韓国では誕生日にわかめスープを飲む習慣がある）～しっかりします、お母さん！　ELF（＝「SUPER JUNIOR」のファンクラブ名）、後で会いましょう」という文章と共に一枚の写真を掲載した。 公開された写真はドンヘの母親が調理したと見られるわかめスープが写っている。 一方、ドンヘはこの日の午後、忠南（チュンナム）・論山（ノンサン）訓練所に入所し、基礎軍事訓練を受けた後、義務警察で服務する。2日前入隊したウニョク（29）に続き「SUPER J

高岡市内の小中学校六校で十三日、二種類の昆布を混ぜた「高岡昆布コロッケ」を献立にした給食が提供された。十九日までに市内のほかの小中学校、特別支援学校の計三十三校でも実施する。 昆布コロッケはともに消費が多いとされる昆布とコロッケを組み合わせた高岡ならではの一品。献立はほかに高岡産キノコを使ったハヤシ丼、ブロッコリーとひじきのサラダなどもあり、成美小学校では高橋正樹市長も三年生六十三人と会食した。 北村和也君（９つ）は「細かく入っている昆布の味がおいしかった」、中村竜大君（９つ）は「また食べたい」とコロッケを口に運んだ。高橋市長も「とろろ昆布がしっとり、刻み昆布が歯応えがあり、高岡の新しい味になっている」と味わった。

札幌・羊ケ丘展望台のＦ戦士手形、補修はしたが　北海道移転の記念碑　球団は北広島移転へ　本格改修は？悩む観光協会

のどかな田園風景が一面に広がる青森県七戸町の県道沿いに「李沢（すももざわ）温泉郷」の小さな看板が目に飛び込んでくる。その一角にあるビニールハウスで、温泉を活用したスッポンの養殖が行われている。同県の新たなブランドとして全国に発信しようという取り組みを探った。 ◆「試行錯誤の連続」 スッポン養殖に取り組んでいるのは、実家が建設業で自らも社員として働く甲地（かっち）慎一さん（４３）だ。大学卒業後、東京で働いていたが、同温泉を掘り当てた父から帰郷を勧められたことをきっかけに、温泉を活用して何かできないか考えていた。 たまたまテレビで、温泉を利用したトラフグ養殖に取り組んでいる栃木県の業者のドキュメンタリー番組を見て、スッポン養殖のヒントを得て、この業者に連絡を取ったところ、同温泉の源泉がスッポン養殖に適しているとのお墨付きをもらい、スッポン養殖で有名な「群馬県すっぽん加工販売協同組合」（嬬恋村）

東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島３県の若手水産業者を紹介する「東北漁業男子カレンダー２０１６」が発売された。震災からの復興や地域の発展を目指し、三陸の海でなりわいに打ち込む男たちの姿を紹介。漁師らの「かっこよさ」をアピールしている。 　作製したのは内外出版社（東京）。宮城県内の若手水産業者でつくる「フィッシャーマン・ジャパン」（石巻市）が企画段階から協力し、撮影などを担当した。 　カレンダーはＢ４判サイズで、壁などに掛けて使う月めくりタイプ。ことし１２月から来年１２月まで、２０～３０代の１２人が登場する。漁師のほか、加工業者や鮮魚店の２代目、魚市場の仲買人ら幅広く取り上げた。 　コンセプトは「若い女性に海の男のかっこよさを伝える」。船上などで漁や魚の生きじめといった作業をする姿を活写し、背景に朝日や夕焼け、荒々しい海などを写し込んだ。 　若手水産業者の名前や仕事内容、所属する船などの

台風の被害秋サケ定置網も打撃、最盛期の水揚げに影響 （10月14日付け） 爆弾低気圧が２日、紋別地方にも襲ってきたが、８日から続いた台風23号の影響も一段と深刻になってきた。デントコーン倒伏、畑の冠水など農業への影響のほかに、最盛期を迎えていた秋サケ定置網も大きな打撃を受けたようだ。水揚げ中断は３日間もあり、紋別漁業協同組合（阿部滋組合長）の関係者らは「２日の爆弾低気圧では無事だったのに、今回は沖網、中網もやられた。水揚げ再開に追われている」（飯田弘明副組合長）と話し、復旧作業を急いでいる。 10月に入って低気圧と台風のダブルパンチに見舞われたが、９日に着漁を予定していた沿岸の底建て網漁は４日遅れで、13日から型入れを再開した。35隻の着漁船は一斉に出漁し、操業する「場所取り」を行い、忙しい１日を過ごした。 定置網は台風が接近してきたため７日、岸寄りの陸網を撤去。９５７０匹の秋サケ

西水元水辺の公園（葛飾区西水元2）で10月11日、「さんままつり」が行われた。 手作りの焼き台で焼かれるサンマ　写真提供：葛飾区 同イベントの開催は今回が初めて。「被災地の食材を食べて支援に役立てよう」と、西水元飯塚新町町会を中心に組織する「さんままつり実行委員会」が企画した。イベント開催前日、10月10日に宮城県南三陸町の漁港で水揚げされたサンマが無料で振る舞われた。 会場では10時、手製のドラム缶焼き台に炭をセットし、魚を焼き始めるとすぐに長蛇の列ができた。用意したサンマ1000匹は終了予定の15時を前に完食。会場のあちらこちらで、サンマを味わった小さな子どもたちから「おいしい」との声が上がっていた。 実行委員長の清水一郎さんは「今朝はあいにくの天気だったが、雨が上がって何より。みんながおいしいといって食べてくれて本当にうれしい。サンマは今回のイベントのために特別に漁に出てくれた船が提

釣り具メーカーのメガバス（浜松市東区）が、魚が反応しやすいように工夫したルアー（擬餌針）「ｉ－ＪＡＣＫ（アイジャック）」を開発した。リールを巻くと水中で左右に振れて小魚が身をくねらせるように動き、ルアーから発する振動が魚が食いつくように刺激する。デザインした伊東由樹社長（４８）は「生態研究に基づいて魚が反応しやすいルアーを目指した。初心者でも気軽に使える」と話す。 長さ約一〇・八センチで、古代魚のような顔つきをしている。公益財団法人日本デザイン振興会（東京都）が主催する二〇一五年度の「グッドデザイン賞」を受賞した。 プラスチック製のボディーの内側に、振り子のように左右に動く金属製のかじ「ラダー・アクション・バランサー（ＲＡＢ）」を設けたのが最大の特徴だ。かじの先には球体の重りが付いている。釣りざおのリールを巻くと、ルアー内のかじが動いてボディーが左右に揺れ、小魚が泳いでいるように見える。同

古代ローマ帝国の公衆浴場の設計技師だったルシウスは、ある日、浴槽の穴に吸い込まれる。気がつくと、現代日本の銭湯にタイムスリップしていた。ヤマザキマリさんの漫画『テルマエ・ロマエ』は、映画でも大ヒットした。 ▼ルシウスは、銭湯の壁に描かれた富士山など、日本の風呂文化の豊かさに驚く。東京・大手町のオフィス街に湧き出た「大手町温泉」には、どんな感想を持つだろう。来年春に完成予定のビルに入る温浴施設で使われ、誰でも１５００円で利用できるそうだ。 ▼日本人と同じく、ローマ人が大変な入浴好き、温泉好きだったのは、本当らしい。作家の塩野七生（ななみ）さんによれば、ローマの庶民は、一日の仕事を終えると、公衆浴場に繰り出し、さっぱりしてから家族と夕食を楽しむのが常だった。肉より魚を好む点も、共通している。 ▼もちろん、違いの方がずっと大きい。なぜ彼らだけが、千年以上続く帝国を作り上げ、「パクス・ロマーナ（ロ

昆布やわかめに含まれている「ラミナリン」という成分が、最近増えている炎症性腸内疾患の発症を抑え、食物アレルギーの予防や治療にも期待できると、2015年8月、東京理科大学と東京大学の共同研究チームが発表した。 腸内には数百種類、100兆個も細菌がすみ、体の健康に影響を与えている。腸内細菌のバランスが崩れると免疫系が働かなくなり、食物アレルギーを誘発したり、腸の粘膜が炎症を起こしたりする。炎症性腸内疾患は、潰瘍性大腸炎が代表的だが、40年前にはほとんど患者がいなかった病気だ。食生活の西洋化で腸内細菌が乱れるようになり、年間17万人がかかっている。 特有の「ねばり」は食物繊維 研究チームは、マウスの実験で、腸内にある「デグチン1」というタンパク質が炎症を引き起こしていることに着目、昆布やわかめなど海藻類に含まれているラミナリンが、デグチン1の働きを阻害して炎症性腸内疾患を抑制することを突きとめた

佐賀県産のりの最高級ブランド「佐賀海苔有明海一番」を選ぶ食味検査員の資格試験が１０日、佐賀市西与賀町の県水産会館で開かれ、６４人が難問に挑んだ。

天丼てんやは、旬の魚介を贅沢に使用した『かきと芝海老の天丼』と、銘柄鶏が2種類の天ぷらで楽しめる『ふもと赤鶏天丼』を10月29日(木)より期間限定メニューとして販売することを発表した。 また、海老の価格高騰と供給量減少から販売を中止していた『上天丼』が同日に復活するほか、お得な割引券を88万枚配布する「秋冬 生活応援チケット」キャンペーンも10月14 日(水)より開始する。 『かきと芝海老の天丼』は、毎年人気の大振りな「かき」と、サクサク香ばしい「芝海老」の、旬の素材を盛り合わせた贅沢な一杯である。 「播磨灘産 一年珠かき®」は育ちの早い滋養豊富な海で養殖され、肉厚でクリーミーな身が特長。むき身にした後すぐにふっくらと蒸してから天ぷらにすることで、プリプリとした食感を 一層引き立てている。 また、身の締まった有明海産「芝海老」は丸ごと天ぷらにしており、サクサクの食感と海老本来の香ばしい風味

気田川漁協の設備を借りて数センチの稚魚から育て１年弱。いまでは４０～５０センチに育っている＝浜松市天竜区春野町で 浜松市天竜区の山あいで高級水産物の養殖が相次いでいる。山での養殖は意外な印象だが、良質の水、廃校などを利用できる利点がある。人口減に悩む山間地も、地域振興にと後押しする。