【アテネ＝末続哲也】ギリシャ総選挙後の連立交渉は１２日、第３党の財政緊縮策支持派、全ギリシャ社会主義運動（ＰＡＳＯＫ）のベニゼロス党首が、パプリアス大統領に会い、交渉の失敗を報告した。 地元テレビによると、大統領は１３日に全政党党首と会談し、連立政権樹立に向けた最後の調整に乗り出す。 調整は不調に終わるとの見方が大勢で、再選挙はほぼ不可避な情勢となっている。 ベニゼロス党首は大統領に、緊縮策支持派の第１党・新民主主義党（ＮＤ）、ＰＡＳＯＫ、緊縮策反対派の第２党・急進左派連合、第７党・民主左派が２年間の挙国一致政権を樹立する構想について、急進左派連合以外は合意したことを報告。大統領は「少し楽観できる部分がある」と応じ、本格的な調整に意欲を見せた。

細野環境相は１２日、福島県郡山市で、東京電力福島第一原子力発電所が立地する同県大熊町からの避難住民を対象に開かれた政府主催説明会に出席した。 同町を含む双葉郡８町村について、参加住民から「日本の核燃料の最終処分場になる可能性があるのではないか」との懸念が出されたが、細野氏は「福島では大きな津波があり、最終処分場の適地ではない」と明確に否定した。

最近「警察からの2ちゃんねるの削除要請が9割以上無視されている」という報道があったが、TBS News iによると、この削除要請はメールで行われていたそうだ。 『警察当局は、２００６年以降、削除要請を「２ちゃんねる」の元管理人のメールアドレスに送り続けてきました』とのこと。