白鳥
第61回 日本ジュニア展 に入選しました。 おめでとう!
白鳥のあの美しい白を
鉛筆画の世界でどのように表現したらいいのか。
作者は中学二年生の男子。
逆光のなかに白鳥を描くという
高いハードルを課(か)しての挑戦です。
湖面に流れるやわらかな光。
飛び立った白鳥は、
この光のなかをよぎって飛んでいくのでしょう。
そのとき光に映える白の美しさ。
それをあえて描かず、
予感させることで
美しさを感じさせたい。
無駄なものを一切省き、
二羽の白鳥に焦点をあてたとき
そこに生まれたのはおだやかな静けさ。
でもこの静けさは
数秒後には打ち破られます。
白鳥が飛び立つためには
水面を足で蹴り、走り、
スピードをつけて翼の浮力を利用します。
体重のある白鳥はけっして優雅に
ふわりではありません。
飛び立つ前の、
最後のひとしずくのような静寂。
色がないからいっそう強く色を感じさせる。
数秒後の予感をはらんでいるから
美しさがきわだつ。
鉛筆画は描く人とそれを見る人の
想像力のコラボレーションです。
挑戦したかいのある絵になりました。
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白鳥のあの美しい白を
鉛筆画の世界でどのように表現したらいいのか。
作者は中学二年生の男子。
逆光のなかに白鳥を描くという
高いハードルを課(か)しての挑戦です。
湖面に流れるやわらかな光。
飛び立った白鳥は、
この光のなかをよぎって飛んでいくのでしょう。
そのとき光に映える白の美しさ。
それをあえて描かず、
予感させることで
美しさを感じさせたい。
無駄なものを一切省き、
二羽の白鳥に焦点をあてたとき
そこに生まれたのはおだやかな静けさ。
でもこの静けさは
数秒後には打ち破られます。
白鳥が飛び立つためには
水面を足で蹴り、走り、
スピードをつけて翼の浮力を利用します。
体重のある白鳥はけっして優雅に
ふわりではありません。
飛び立つ前の、
最後のひとしずくのような静寂。
色がないからいっそう強く色を感じさせる。
数秒後の予感をはらんでいるから
美しさがきわだつ。
鉛筆画は描く人とそれを見る人の
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