疾走する馬
第60回日本ジュニア展入選作品
たてがみを風になびかせ、
一頭の馬が草原を疾走する。
たてがみは風をはらみ・・・・。
これがこの絵のなかのもっとも濃いマッス(かたまり)なら、
もっとも明るくかろやかなのは、
馬の下腹あたりに
草の穂のように素早く投げかけられた
陽ざしの反射。
作者は中学一年生の男子。
馬がいま全身で感じ取っているものこそが、
この馬を走らせている原動力です。
空は風、大地は光。
自分自身を信じて走りつづける喜びのなかに、
作者の心が投影されています。
馬を題材に選んだとき、
一心につきすすむことの美しさを
感じ取ったのかもしれません。
白と黒という鉛筆画の制約。
そこに生れる質感は、
油彩や水彩とはまったくちがうものです。
光を描くことは影を描くこと、
影を描くことは光を描くこと。
そういうおもしろさや難しさが、
この一枚の絵にも凝縮されています。
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一頭の馬が草原を疾走する。
たてがみは風をはらみ・・・・。
これがこの絵のなかのもっとも濃いマッス(かたまり)なら、
もっとも明るくかろやかなのは、
馬の下腹あたりに
草の穂のように素早く投げかけられた
陽ざしの反射。
作者は中学一年生の男子。
馬がいま全身で感じ取っているものこそが、
この馬を走らせている原動力です。
空は風、大地は光。
自分自身を信じて走りつづける喜びのなかに、
作者の心が投影されています。
馬を題材に選んだとき、
一心につきすすむことの美しさを
感じ取ったのかもしれません。
白と黒という鉛筆画の制約。
そこに生れる質感は、
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