ついに1000円札一枚で購入可能なコンピュータが登場!?
といっても、まだKickstarterで出資者募集中の案件ですが。
わずか1000円の激安コンピューター「CHIP」とは? - GIGAZINE
Raspberry Piでさえ4~5000円程度、それがわずか1000円程度で手に入るコンピューターボードの登場です。
この”CHIP”というコンピュータボード、大きさ40×60mmのボードながら1GHzプロセッサ、512MBメモリ、4GBストレージを内蔵、Wi-Fi、Bluetooth 4.0も搭載済み。
電源はRaspberry Pi同様microUSB端子から給電、標準サイズUSBポートを1基搭載。
モニター用にコンポジット出力を内蔵しているようです。オプションのアダプタを使えばVGA、HDMIにも出力可能。
OSにはDebianベースの”CHIP OS”を搭載。
9ドル(約1000円)の出資でCHIP本体、19ドル(約2300円)でCHIP+VGA出力アダプターのセット、24ドル(約2900円)でCHIP+HDMIアダプター、49ドル(約5900円)ならCHIP+Pocket CHIPが入手できるとの事。
PocketCHIPとはこの4.3インチタッチパネル液晶とキーボードが付いたCHIPのモバイル用ケース。内蔵バッテリーで5時間駆動。
画面左上に見えるパターンはGPIO端子。てことは、Raspberry Pi同様電子工作にも応用が利くってことですかね?
まだ世の中に出回っていないためその実力は未知数ですが、これだけみると小さいし各種インターフェースが充実しているし、なによりも無線LANを標準装備しているためRaspberry Piよりは扱いやすいボードに見えますね。
これがRaspberry Piのように世界中のマニアが飛びつくボードに化けるかどうか。すべては製品化されてからですね。
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コメント
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こういうのは何に使うかのアイディア次第
ですよね、センサーを付けて温度のデータを
収集するとか。専用の機器はありますが
自分でセンサーを用意して試してという
楽しみもありますし(w
投稿: mokekyo | 2015年5月14日 (木) 21時00分
こんにちは、mokekyoさん。
おっしゃる通りで、どうやらIoT(Internet of Things)狙いの製品っぽいです。Raspberry Piもそういう用途に移行しつつあるようですし。
安くて小さいのがいいですね。
投稿: arkouji | 2015年5月15日 (金) 05時22分
PICなどのマイコンも高性能化
していますが、ネットに繋がるまたは
USBでデータの取得などを考えると
マイコンはパーツを追加が必要になったり
割高になったり、開発に時間がかかったり
しますが、既にUnixベースのOSがのって
いれば、今までの資源を活用して
やりたい事が簡単に実行出来そうですよね。
まず、準備でコケる事って多いですし。
投稿: mokekyo | 2015年5月15日 (金) 18時53分