2025-06-08

オメコの起源・由来について

「オメコ」や「おまんこ」といった語の起源や由来には諸説あり、明確な一つのルーツ特定されていませんが、主な説や歴史的背景は以下の通りです。

主な語源・由来説

女子(めのこ)」の転訛(変化)から「めこ」、さらに「おめこ」となったとする説。

体の中心を意味する「真処(まこ)」の音便(発音の変化)から派生したという説。

家の出入り口を表す「門戸(もんこ)」がなまったとする説。

中国語の「門口(メンコゥ)」から来たとする説。

歴史上の人物徳川家康側室「お万の方」や北条政子北政所)に由来するという俗説。

江戸時代売春婦が使った「船饅頭(ふねまんじゅう)」を略して「まん」と呼び、指小辞「こ」を付けたとする説。

饅頭まんじゅう)に形が似ていることから女児の外陰部を「お饅」と呼び、そこに「こ」を付けたという説。成人女性場合は「毛饅頭」と呼ぶこともあった。

歴史的使用

江戸時代後期の雑俳川柳艶本などに「おまんこ」や「まんこ」が女性器の意味で使われていた記録が複数存在します。

明治時代辞典類にも「おまんこ」「おめこ」といった形で女性器の俗語として記載がありますが、「まんこ」単体はやや遅れて登場しています

「おめこ」という語形も、明治時代類語辞典で「女の陰部」の方言として挙げられています

まとめ

「オメコ」は主に江戸時代後期以降に女性器の俗語卑語として使われ始めたと考えられますが、その語源については「女子(めのこ)」の転訛や「真処(まこ)」など、複数の説があり、どれか一つに確定することはできません。また、こうした語は文献に残りにくい性質があるため、正確な成立時期や由来の特定は困難です。

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