旧統一教会の話を旧Twitterで拾うなど。


ちなみに、フィラデルフィアは、アメリカで最も歴史の古い都市の一つ、首都だった事もある。
現状はこんな感じ。
www.bbc.com
こういう街で人口爆発した時期が19世紀にはあり。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/americanreview1967/1994/28/1994_28_53/_pdf/-char/ja
1960年代に黒人の闘争があり。
https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/66456/ph_05_043.pdf
アメリカで最も「都会」なイメージの都市だと思ってほしい。デトロイドほど荒廃している訳ではない。しかし、軽産業から産業の移り変わりがあり、集めた労働者が残り街にいるという歴史がある。そしてアメリカは慢性的な仕事不足だ。いやちゃんと失業率は、という話は置いておいて、「仕事すれば飯が食えて生きてられる」という事の保証がかなりない社会である。日本もそうなりつつあるけども、アメリカに比べれば生活保護の規模はフードスタンプの規模に比べればなんてことはない。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/genderhistory/18/0/18_17/_pdf/-char/ja
アメリカの人口は三億人なので、この四千万人というのは日本だと一千万人から二千万人に該当する。日本財団の話とかで生活保護を見ると、おおよそ捕捉率を考慮した潜在まで含めると同程度いるとか考えられそうだが、いやよくよく考えるとアメリカでも潜在は結構いるはずで、日本社会と比べるとやはり違いがありすぎるなあ。
不正受給は0.29パーセント。誤解の多い生活保護制度の正しい知識を識者に聞いた| 日本財団ジャーナル



統一教会の布教に使われたのが結構日本人もいて、


毎度思うのですが、奇妙なすれ違い(というかまあ、正義を持って入ってくる人がなんかズレた事いうのはありがちで)があり。


貴重な経験談なので、下に彼女のツイート貼っておきます。


私からすると、この方の子どもの時代はもう社会人やってる頃ではあったのですが、この頃日本ではバブルは弾け、ドンドン核家族・個人にのしかかる責任が増えてきていて、共同体はかなり崩壊気味、統一教会は一時期霊感商法で文句言われてましたが、多分それは1990年くらいまで、カルトブームだった頃までかなと。当然ながら統一教会は当時でも老舗というかそんなに流行ってなくて、オウムとか幸福の科学の方が勢いありました。合同結婚式の山口百恵とか。
そこから二十年後くらいなので、実は世間ではあまり状況を捕捉されていない頃です。クリスチャントゥデイあたりがごちゃごちゃしてた頃かな。2000年代、集団自殺でいくつかのプロテスタントと言えばいいのか分からんがキリスト再降臨を信じる集団みたいなのがやらかしてました。
あと、アメリカ、宗教に寛容というか、ホームスクーリングなんかはかなり行われていて、政府も介入しづらいというのもありますね。日本のN高みたいなのに似てはいますが、日本のはあくまでも高校の選択肢の一つという感じなのですが、アメリカのは結構問題も複雑ですね。
以下、裁判事例参考まで。
https://www.nier.go.jp/kankou_kiyou/kiyou138-19.pdf


日本ではある意味公の教育として、画一的な教育が行われるのが前提なのですが、アメリカではそれがゆるいのは、そもそも高卒が資格だとは思われてないというのもあるかもです(あくまでも大学入学資格)。また、大学の各学位みたいなものも、大学が権威付けるものなので、大学によって価値が異なります。
なので、この教育状況だけだと、虐待とかにはならないんですよね。ただ、本人の望む進路みたいなものが得られないというのは結構アメリカでは起こりやすい(それだけ日本が進路のあり方がテンプレ的とも言えますが)かと思います。
この辺り、オルタナティブ教育の闇な部分とも言えるかと思います。