ウェアラブルデバイスでの健康管理はあんまり筋が良くない。

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これ見て。


ウェアラブルデバイスで取得可能なバイタルサインは日常変動が大きい。


心拍数や血圧や体温は、運動をすれば上がるし、安静であれば下がる。スポーツ中のチェックなんかではあっていいかもしれないが、例えば机に座ってる時とかにつけておくのはあんまり意味はない。
バイタルの異常で健康の問題に気付くというのは案外役に立たない。そこまで鋭敏に反応するものでもない。そりゃ大量失血すれば血圧下がってとかはあるけど、それよりも付け間違えの方がはるかに多くなるのは分かるだろう。


不必要なデータは、データ処理の重荷になるだけなので。


なお、治験で毎日観察される場合でも、通常は一日一回測定。投与前後で大きく体調が変わりそうな薬は前後というのはあるが、ソレ以上は求められない。
24時間心電図というのもあったりはするが、それは普段の中でないと分からない心電図の異常を検知する為のものではあるが、結構面倒だぞホルター心電図。


法律上の問題をクリアしたとしても、この収集データが、「利益よりもセキュリティリスク等を抱えて、最終的には不利益しかもたらさない状況になる」可能性も高いしなあ。