2024年夏！スリランカ９日間⑨コロンボへ

7:00 起床
レストランへ。

昨夜、ベットに飾ってくれたトーチジンジャー。
そっか、敷地内のを摘んでくれたんだ！

白い花が咲いている！

朝食はビュッフェ♪
ほぼ貸し切り～

各種スリランカカレー！

パンも色々！

サラダも～

フルーツも！
どれも甘くて美味しい！

昨夜はバーガーキングだったし、朝から食欲旺盛！
この後も何度もお代わり！

こんな絶景の中での朝食。
朝からサイコーなスタートです。

レストランのテラス！
見晴らしが良くて気持ちいい～！

緑がキレイ！

昨夜のチェックインのときは、暗くて分からなかったケド、フロントもガラス張りで開放的！

せっかくなので泳ぎたい！
ここのプールに入るために水着持ってきたんだもん！

ギャー！！！！！
水が冷たすぎて、肘までが限界…

インフィニティプール。
入りたかったな～

部屋に戻って、荷造りしよっか～

11:00 チェックアウト

別棟にある部屋からフロントまでは上り坂。
ポーターさんを呼んで荷物をお願い。

フロントやレストランがある建物の外観。

マリオさんは既に来ていて、お茶していました。

ホテルロビー前から。

キャンディ湖一帯を見下ろせるビュースポットへ。

キャンディの一番の名所、仏歯寺も見えます！

12:00「Embilmeegama Tea Factory」

紅茶工場に立ち寄り。
係員の方が、工場内の施設を茶葉ができるまで順を追って説明してくれました。

①生葉をしおれさせて、葉を柔らかくします

②葉を揉んで、酸化・発酵を促します

機械は、手で揉む動きを再現しているんだそう。

全く発酵させないのが緑茶
発酵を途中でやめるとウーロン茶
発酵させると紅茶
になります。

③②のあとは塊になっているので、ほぐしてふるい分けします

④今度は20～25度・湿度90%の中で酸化・発酵

2時間ほどで、緑色から紅茶色の葉になります。

⑤100度の熱で乾燥することで、酸化酵素がストップ

⑥フルイによって、大きさ（グレード）別に分けます

色んな種類の紅茶ができます。

好きな紅茶を試飲させてもらいました。

BOPとBOPFをいただきました。
アルファベットは、茶葉の種類やグレードを示しています。

BOPは紅茶の中では一番需要がある種類で、色も濃く香味も強いのが特徴。

BOPFはBOPより小さな葉で、もっと濃く上級茶葉。
BOPFはミルクティーで飲むことを勧められたけど、スリランカのミルクは粉ミルクだし、茶の味を楽しみたいと思ったのでブラックティーでいただきました。
…濃すぎて全く美味しいとは思えズ。

工場の裏には小さいケド紅茶畑。

「Pahala Kadugannawa View Spot」

「シギリヤロックみたいでしょ！」とマリオさん。
うゎ～ホント！
シギリヤロックだ～

車を停めたところでは、茹でとうもろこし屋さんがたくさん並んでいました。

一つ100ルピー。

マリオさんは家族へのお土産にと、アボカドを6個300ルピーでお買い上げ。

P&Sというチェーン店のカフェへ。
「このチェーン店は美味しいよ」とマリオさんのおススメ。

パイソーセージ、アーモンドタルト、コーヒードーナツ（計400ルピー）をテイクアウェイ。
車内で軽いランチです。

「Kelaniya Raja Maha Vihara（ラジャ・マハー・ヴィハーラ）」

15:30 コロンボ郊外のケラニヤにある、ラジャ・マハー・ヴィハーラに到着。別名、ケラニヤ寺院。

靴を脱いで敷地内へ。入場は無料。

まずは、一番古い「オト・ピリマ・ゲ」へ。
一番メインとなるお堂です。

ブッダは3回スリランカに来ました。
その3回目に来たのがここケラニヤです。
なので、ここは仏教聖地となっています。

玄関ポーチの天井からしてすごい！

ガードストーンはインド神話の怪魚マカラかな？
それともゾウ？
ぐるぐるが水なのか鼻なのか、私には分からない～

あ、これはゾウだ！
ゾウやライオンに支えられた立派な柱！

カンボジアでも見たようなデバター（女神）のレリーフ。

右手に吉祥（おめでたいの意）の壺を乗せ、左手に繁栄のシンボルの花の枝を持っています。

中に入ると、お坊さんが赤ちゃんをウチワで仰いでいます。
スリランカでは、生後3ヶ月までは外に出さず、初めての外出はお寺への参拝なんだそう。
その儀式なのかな？

お供えの香辛料。

天井も壁も圧巻の絵。
左側のカーテンの向こうには…

黄金の涅槃仏。

2011年4月に、ここで日本の震災を受けて回向のための読経や儀式が行われました。

こういう話を聞くと、とても嬉しくなります。

スリランカは、親日家がとっても多い国です。

大きな貝は、ブーシャ（仏教儀式）のときのラッパ。

ケラニヤ寺院は、紀元前3Cに現在の原型となるものが建てられましたが、度重なるインド等との戦闘により破壊され、何度か再建されました。

今の建物は13Cに建てられましたが、16Cにポルトガルに破壊され、1946年に修復されました。

なので、壁画は古いものは残っていなくて、全て18～20Cに描かれたものだそうです。

特に、1927年から1946 年にかけて描かれたソリヤス メンディスの美しい現代絵画が圧巻です。

扉の奥には、370年にダンタ王子とヘママラ王女が、インドで火葬されたブッダの歯（仏歯）をヘママラ王女の髪の毛の中に隠して、北インドから持ち込んだ有名なシーン。
それ以降その仏歯は、後の王が遷都する度に一緒に都を移り、仏歯寺に奉納されました。

壁画は、スリランカの仏教の歴史上の主要な出来事を示しています。

マハ・ヴィハーラのサンハラジャに仏教の教義の注釈書であるヴィシュッディマッガを授与するインドの学者僧侶。
これらの書物は、ヤシの葉で出来たパピラに書かれていました。

天井には、東洋占星術の 9 つの惑星が描かれています。

こっちには黄金のブッダ坐像。
後ろの尖った山は、どこの山なんだろう？

次の部屋へ。

こちらの部屋の奥には、黄金の一角が…

そんなに大きくはない、ダーガバ（仏塔）がケースに守られています。

黄金のダーガバ（仏塔）には、ブッダの遺灰（仏舎利）が祀られています。

さらに隣の部屋へ。

この部屋には、キャンディー時代の壁画が残っています。

これはブッダではなく、王の像かな？

びっしりと壁画と彫刻で埋め尽くされていて「すごい」という言葉しか出てきません。

「ジャータカ物語」が描かれています。

ジャータカとは、ブッダが前世に菩薩として修行していたとき、生きとし生けるものを教え導いたエピソードを集めた物語です。

仏教の教えを親しみやすく説いた物語として、小学校の教科書などにも載っています。

外にある大きなダーガバ（仏塔）には、ブッダが座った宝石で飾られた玉座が奉られているんだそう。

ケラニヤのナーガ王に招待されたブッダは、その玉座に座って王に説法を説きました。

ダーガバの中には入れない構造ですが、祠があってブッダが鎮座しています。

スリランカの寺院の多くには、本堂、ダーガバ、ポーツリー、ヒンズー寺院がセットであります。

ケラニヤ寺院は天国に一番近く、一度お参りすれば今までの罪を消し去ってくれる場所として、毎日多くの信者が訪れます。

彩色された仏像。

大好きな夜叉（やしゃ）だ！
仏教を守護する神で、外壁の下の方から寺院を支えています。

ヒンズー教の神、クリシュナかなぁ？
もしクリシュナだとしたら、絶世の美男子！

ここも可愛らしい夜叉が支えています！

ガネーシャはわかりやすい！

大きなポーツリー（菩提樹）。

ポーツリーの参拝は、右肩を菩提樹に向けて3周します。

「ラン・ピリマ・ゲ」

こっちのお堂は何だろう？

黄金のブッダがズラリ！

毎日香！
日本の方が供えたのかな？

コロンボへ。
あ、ロータスタワーだ！

スリランカにはあまり信号がなく、あっても壊れていることが多い印象…

信号が壊れた交差点では、警官が立って交通整理をしているのをよく見掛けました。

「ガンガラーマ寺院」

コロンボ最大級の寺院へ。
入場一人400ルピー。

壁にブロンズの彫刻って珍しい。

本堂に入ると正面にダーガバ（仏塔）が。
中にはバングラデシュで発見された、ブッダの髪の毛が祀られています。

お堂の奥には坐像が階段状に。
後ろには、ブッダガヤの大菩提寺を模したタワー。

何だか五百羅漢のような雰囲気。

ゾウの剥製って思ったら、セメントで作られたもの。
でも、牙は本物です。
元々、この寺院で飼われていたゾウなんだそう。

ピカピカのブッダ坐像。

ミュージアムエリアもあって、ここには世界中から寄贈された仏像・絵画・骨董などが展示されています。

雑多に置かれた時計の数々。

これって、修行の最終段階の絶食する修行者だよね？
何だかショッキング。

お寺に拳銃…
どうしてこんなものがここにあるのか、全く理解できズ。

安倍晋三元首相の遺影がある。
安倍さんはスリランカと特に友好関係を結んでいたんだとか。

日本語が書かれている。
日本のお坊さんが来たのかな？

ロールスロイスやベンツなどのクラッシックカーも数台展示されていました。

これらの車も寄進されたものなんだそう。

このベンツは、スリランカに上陸した初めてのベンツ。

白翡翠のブッダ坐像。

ライオンの像は初めて見たね！
ライオンはスリランカにはいないけど、スリランカのシンボル。
国旗にも描かれています。

別のお堂の中へ。
この寺院で最も大きな仏像。
周囲に配された人々の像によってますます神々しさが引き立ちます。

子どもの手を引くブッダ。
子どもの表情もリアル。

どちらを向いてもブッダ像があります。

このお堂は、たくさんの像と壁画で埋め尽くされた極彩色の空間。
圧倒されます。

別の建物の2階へ。
壁や扉、柱など細部にまで意匠が凝らされており、建物自体が芸術作品のよう。

こちらにも、寄進された品々が展示されています。

壁画や天井画もびっしり。

2階にはポーツリー（菩提樹）を中心とした回廊があり、多くの人がポーツリーに向かって祈りを捧げています。

「シーマ・マラカヤ寺院（1976年）」

ガンガラーマ寺院から歩いて5分程度のところにあります。
入場チケットは、ガンガラーマ寺院と共通です。

シンがお出迎え！
可愛い～

彫刻がキレイに残っているムーンストーン。

お堂の中では、3人の仏像がお出迎え。

ベイラ湖の上に建っている、ジェフリー・バワさん設計の寺院。

本堂をぐるっと一周囲むようにブッダ坐像が。
この坐像はタイから寄贈されました。

この寺院は、ガンガラーマ寺院によって運営されています。

ダーガバを囲むようにブッダが鎮座。

ポーツリー（菩提樹）とブッダ。

ポーツリーがある中庭の四隅には、ヒンズーの神々がいます。
ヴィシュヌ神だ！

「Sri Kaileswaram Temple（スリ・カイレスワラム寺院）」

特にガイドブックに載っているわけではない、小さなヒンズー寺院。

マリオさんがここに連れてきてくれたのは、ロータスタワーがキレイに見えるから！

そしてその後に、ロータスタワーの真下へ。
何とかフレームに入ったかな？

今夜のホテルへ。
ここで5日間お世話になったマリオさんとお別れ。

底抜けに明るく、いつも笑顔で接してくれたマリオさん。
今日も早く家族の元へ帰りたいだろうに、ロータスタワーとかリクエストしていないところへも立ち寄ってくれたりして、十分っていうほど遅くまで様々なスポットを率先して回ってくれました。
本当にマリオさんで良かった！

ホテルに到着。
涙のお別れです(T . T)

「グランベルホテル コロンボ（2泊26,624円）」

18:30 チェックイン。
とってもキレイな部屋！
大型のホテルのためか、フロントのスタッフとのやり取りが機械的で冷たい印象だったケド、部屋に入った途端、そんな不満は挽回です！

シャワールームはガラス張りだ…

冷蔵庫、電気ポットがあれば何も文句はない！
あ、あとできればバスタブも…

大きなバスタブ付き！

浴室から部屋も丸見え…
ちゃんとロールカーテンあります～

シャワーは左奥のエリア。
ゆっくりお風呂に入れる～！

トイレも別で、しかもウォッシュレット！

シャワーは天井の蜂の巣みたいなシャワー（苦手）のほか、普通のシャワーも。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープが備え付け。
これがとっても良い香り～♪

部屋は「スタンダード　シービュールーム」。

インド洋を一望！
海岸にはたくさんの人。
もしかして夕日を眺めていたのかな？

レストランを探しに外へ。
って周りはあまりお店がない。
Google mapを頼りにあちこち行くけど、ことごとくやっていなかったり、怪しい雰囲気だったり、高かったり…

大衆食堂っぽいレストランで決定。
ホテルって書いてあるけど、ホテルではなく食堂です。

店先ではスリランカ名物「ホッパー」を作っている！
あーこれ食べてないね。

ホッパー（スリランカではアーッパと呼ぶ）は、米粉とココナッツミルクの緩い生地を発酵させて、半球状に焼き上げた料理。
カレーに付けて食べたりします。
カレーなどの3つの皿は、何も言わずにセットで出てきました。

端はカリカリ、中はフカフカで美味しい！
ケド、カレーは容赦なく辛い…

スリランカ6日目にして、初めて食べるまともな夕食。
今までは、パン、カップ麺、ハンバーガーなどで過ごしてきました。
2日目の昼に食べたスリランカ料理のあまりの辛さに、スリランカ料理恐怖症に…

「エッグ・ドルフィン・コットゥー（450ルピー））

ドルフィンとは、手でちぎったロティと野菜、牛乳をスパイスで炒めたもの。
ノンスパイシーでお願いしたので、辛くない！
それにしても量が多い…

「チキンフライドライス（750ルピー）」

フライドチキンが乗ったチャーハン。
念のため、これもノンスパイシーでお願いしたので大丈夫！

「ビールある？」って聞いたら、「無いから近くのスーパーで買ってくるよ」って。
そんなことをお願いするのは悪いので、それならいらないと、ジュースをお願い。

あ、ここが言っていたスーパーかな？

茄子も一本一本キレイに並べて陳列。

併設されていたアルコールショップでLIONストロングビール（8.8% 430ルピー）を購入！
写真の、黄金色のノーマルタイプのLIONビールは、お店によって300～350ルピーでした。