2024年夏！スリランカ９日間⑧キャンディ

7：30起床

朝食はビュッフェ！

カラフルなマフィン

ロティ―

米粉にココナッツの果肉を加えて焼いたお焼のようなパン

チキン・カレー

ダル（豆）カレー

ココナッツミルク・カレー

Dry fish tempered

ストリング・ホッパー

米粉の生地を、専用器具で麺状に押し出して、蒸し固めた料理

ココナッツ・サンボル

スリランカのココナッツふりかけ

ミルクライス

米をココナツミルクと塩で炊いたもの。
スリランカ語で「キリバット」といいます。
キリ: ミルク
バット: 炊いた米

スリランカではお正月など特別な日に食べられるご飯です。

エッグコーナーのシェフと。
写真、とっても喜んでくれました！

朝からたくさんいただきます！

ストリングホッパーには、マイルドなココナッツミルクカレーを少しだけかけていただきます。
良かった～そんなに辛くない。
ストリングホッパーは茹でたそうめんみたい。

一番のお気に入り！「サゴ・スープ」

サゴヤシの木から取れるデンプンを原料としたお団子。
タピオカに似たモチモチした食感で、マレーシア、インドネシアやシンガポールではスイーツとして人気です。
このスープも甘くて美味しい！

プールだ！
天気が良ければサイコーなんだけどなぁ～

湖畔には白い花畑～

ツリーハウスのような展望台！

部屋に戻って荷造りしなきゃ！
バルコニーからの眺めもいいね！

10：00「Sudu Araliya」チェックアウト

ホテルの前には蓮の花

「石立像／パラクマバーフ１世像?？?」

ホテルのすぐ近くにあるポロンナルワ南部にある遺跡。
昨日見れなかったので寄ってもらいました。
チケットはフリー！

パラクマバーフ１世が造った、半円形の岩に彫られた3.5ｍの立像。
立像はヤシの葉に書かれた仏典を持っています。
この像は、旧10ルピー札に印刷されてました。

アリ塚がたくさん～

「Potgul Vihara（ポトグル ヴィハーラ）」

石立像からすぐのところにある、これもパラクマバーフ１世が造った図書館跡。
さっきの立像が持っていた、ヤシの葉に書かれた仏典が収められていました。

至る所でワンコがぐったり…

ドームや建物の土台や柱が残っています。

ポトグル ヴィハーラは、４つのダーガバ（仏塔）に囲まれています。

昨日気になった欄干にいたシンちゃん！

マリオさんに車を停めてもらって撮影～

「Statue of Lord Buddha」

道路沿いで見掛けた真新しい大きな立像。
右肘には、スズメバチの巣が！

隣にはダーガバ（仏塔）。
手前にはムーンストーンとガードストーンもあります。

朝食がまだのマリオさん。
途中、サモサ（80ルピー）を購入。

道端に人だかり？

「ゾウだ！」
急いで下車。

親子のゾウかな？
2頭仲良くモグモグしています！

ここは、サファリツアーでゾウを見たミンネリア国立公園の近く。

あわわわわわわっ！
しばらく進むと今度はゾウさんが道路に～
車は何事もなかったようにスーっと避けて行きます。

「ダンブッラ野菜市場」

是非見せたいとマリオさんが立ち寄ってくれました。

ドラムスティック

ドラムをたたくスティックに似ているので、ドラムスティックと呼ばれています。
モリンガの実で、日本では「ワサビノキ」とも呼ばれています。

スリランカで一番大きな野菜市場なんだそう。

ゴーヤの赤ちゃん

ベルベットタマリンドの種

試食させてもらったら、何だか干し梅みたいな味

Green Brinjal（茄子の赤ちゃん）

Banana Blossom（バナナの花）

サラダ、フリット、炒めもの、きんぴらなど、様々な料理にアレンジできます。

立派なバナナ！

マンゴーをもらいました！

スリランカでは、日本の中古車が大人気！
特に日本語が大きく書かれた中古の商用車が人気で、文字は消さないことがほとんど。
体感ですが、この旅で見掛けた80%くらいが日本車でした。

人気なのは嬉しいケド、写真のようにちょっとウソっぽいのもチラホラ。

こっちも微妙だけどウソ…

13:40「Aluviharaya Rock Cave Tempie(アルヴィハーラ石窟寺院）」

マータレーという街にある、紀元前1Cに建てられた石窟寺院。
入場料は一人500ルピー。
靴を脱いで見学です。

大きな岩山をくり抜いた石窟寺院が、いくつもあります。

壁一面には、ジャータカ（ブッダの前世を描いた仏教説話）が描かれています。

文字の読めない人に、絵で教えを説いていたのが想像されます。

とっても鮮やか！

ゾウなどの４匹の動物の口から迷路のように川が流れている？
仏教だかヒンズー教の話しで、四つの大河がどうとかってあったような気がするけど、その図かなぁ？

色遣いが、仏教というよりヒンズー教？

中にはブッダが。

勇ましい？可愛いライオン！

中にいたブッダは、涅槃像。

洞窟の凸凹を上手く利用して、天井画も描かれています。

涅槃仏の足の指先が揃っているからお休み中。

足元にはブッダ坐像。
坐像の後ろには、ヒンドゥー教に由来する神々がいます。

地獄絵図

この寺院では、この地獄絵図がとっても有名。

色んな地獄が描かれています。
可愛らしい顔した鬼さんたちだけど、ものすごく恐ろしい地獄です…

次はパステルカラーの外観のお堂。

可愛すぎる入口！

真ん中で口を開けているのがカーラで、左右にいるのがインド神話の怪魚マカラ。
カーラとマカラはセットで描かれることが多いです。

今まで口語で伝えられてきた仏典が、紀元前1Cに初めて、この寺院でシンハラ語でパピラに記されました。
その様子を表しています。

スリランカでもインドでも、仏典を書面に記すことは初めての出来事で、その後の宗教の在り方を大きく変えました。

岩山を登って行きます。

上にはポーツリー（菩提樹）。

岩窟の壁面にはたくさんの穴。
この穴でオイルランプを灯したんだそう。

図書館へ。

ここには、ヤシの葉に書かれた書写経典が保管されてます。
これらの経典の寿命は2～300年ほど。

うわっ！
こんなにびっしり書かれているとは思わなかった！

ヤシの葉を蒸して乾燥した後になめしてパピラにします。

図書館の一角で実演コーナーが！
二人の名前をローマ字で書いて渡すと、
①パピラに鉛筆で文字を書く（溝を付ける）
②パピラ一面に炭とオイルを混ぜたものを塗る
③米粉で②を拭き取る

今日の日付と名前が入ったパピラが完成！
せっかくならシンハラ語が良かった～

マリオさんにお礼って幾らくらい？って聞いたら「100でいいんじゃない？」ってアドバイスを貰ったので、100ルピーをお支払い。
でも、おじいちゃん、100ではなく200ルピー欲しかったみたい…

罪人の足を留める枠。足かせ。

この寺院を創建したワラガンバ王？かと思ったけど、これ写真だよなぁ～
さすがに紀元前１Cの王ではないか…

図書館を出たら岩窟寺院は終わり。

寺院の裏の山の中腹には黄金のブッダ坐像！

アップで。
あそこまでも行けるんだそう。

マータレーの山の上でランチ。
マリオさんオススメのカフェ。

段々畑が見えるテラス席！

ホットドッグ（850ルピー）、紅茶（100ルピー）

相場より絶対に高いけど、美味しいから良しとしよ～

ハンバーガー（1,050ルピー）

お会計後、店員さんが車で待っていたマリオさんのところへやってきて、会計した1割のお金を渡していました。
やっぱり～
どこの国でもキックバックはあるんだなぁ
何だかショック。　

→後でマリオさんは、その額以上にお菓子やフルーツを買って、ちゃんと私たちに還元してくれました！

「旧牢獄」

16:00 キャンディに到着。
大きな駐車場に車を停めて、マリオさんと一緒にキャンディ観光。

「Kandy Municipal Central Market(キャンディ中央市場）」

野菜や果物・魚などの生鮮食品の他にも、スパイスや雑貨・衣類なども売っている、地元の人にとってかかせない市場です。

とってもキレイに陳列！

豆類

お菓子もあります！

スパイスが小袋で売っていて、お土産にいいかも？

スパイス屋の店員さんが、バニラを持たせてくれました。
いい香り～！

Bulath（キンマの葉）

40枚を１束として、新年の挨拶や僧侶へのお布施などでお金を包んだりする際に使われます。
また、噛みタバコとしても人気があります。

スリランカのグルメ、ホッパーだ！

緑のトンネルが気持ちいい～
穏やかな時間が流れています。

キャンディ駅へ。

改札からホームを覗かせてもらいました。

電光掲示板はなく、次の列車とホーム番号はこの案内板で確認。

壁には、370年にダンタ王子とヘママラ王女がインドで火葬されたブッダの歯（仏歯）をヘママラ王女の髪の毛の中に隠して、北インドから帰ってきた有名なシーン。
そのとき持ち帰った仏歯は、代々の王に大事にされてきました。
今は、最後の王政となったキャンディーの仏歯寺に祀られています。

キャンディと言えば、8月の満月の日に開催されるスリランカ最大のペラヘラ祭りが有名。
一昨日、ちょうどこのペラヘラ祭りがありましたが、ものすごく混雑をするみたいだったので、あえてペラヘラ祭りの見学は避けましたが、なかなかないチャンス。挑戦しても良かったかなぁ？
こんな身近で見れたら感動だろうなぁ～

道端には、色々なお店が。

ここはスナックの量り売り。
マリオさんがポテトチップスを買って「食べてみて～」とプレゼントしてくれました！

ダンブッラ野菜市場にもあった、干し梅味のベルベットタマリンドの種だ！

Nelli（ネッリ）

アーユルヴェーダでは、食用・薬用として使われる代表的なハーブで、一日一粒食べれば医者が要らないと言われるくらい、高い栄養価があるスーパーフード。
美容効果も高いんだそう！
でも、「これは苦いよ～」とマリオさん。。

緑色と黄色が混ざったバナナ。

「ウグラッサ」

マリオさんが「これ大好き～！」と言って購入。
一つお裾分けしてもらいました。

手のひらでコロコロ潰して食べると渋みが甘味に変化。
甘酸っぱくて美味しい！
スリランカの少し高級部類に入るフルーツです。

と、「残りあげるからホテルで食べて！」って。

「Queen's hotel」

英国植民地時代の名残り。
とっても格式高いホテルです。

ちょっと中へ…

1844年製のエレベーター。

中は重厚なコロニアル様式。

プールは何だか殺風景。
でも当時、プールも珍しかったのでは？

cafe museumが併設。
ホテルの歴史が展示されています。

スリランカのバスは凶暴な運転。
荒いとかじゃなく、凶暴という言葉の方がしっくりくる。
人を避ける、車を避ける？とんでもない！！
「どけどけ～」とスピードも落とさず向かってきます…

でも、ドライバーさんはにこやか。
カメラを向けたらポーズを取ってくれました！

「キャンディ湖」

ホント、天気がよければな～

キャンディ・シティ・センターというショッピングモールへ。
「スパ・セイロン」だ！

日本の店舗では買うのに、なぜかここでは「高いっ」と拒絶。
日本より全然安いのに、スリランカの物価感覚になっちゃったのか？
なぜ買わなかったのか、いまだに後悔…

地下にはスーパーも。
香辛料がズラリ。

トラックの荷台にはゾウだ！

一昨日のペラヘラ祭りのために地方から運ばれたゾウが帰っていきます。

お寺の前では、お供え用のお花が売っていました。

とってもキレイ～

って見ていると、他のお客さんが、ジャスミンの花を一つ取って渡してくれました。
え？貰っていいの？？

ゲートをくぐると、真っ直ぐな道が仏歯寺まで続いています。

カラフルな旗は仏旗で、世界統一の旗なんだそうです。
青は髪の毛、黄は身体、赤は血、白は歯、オレンジは袈裟を表しています。

正面に見えるのは、シンハラ建築で建てられた仏歯寺の八角堂。
王の休憩所でした。

仏歯寺は、1603年に建てられたスリランカ仏教の総本山です。
ここに、仏歯（ブッダの歯）が奉納されています。

仏歯はスリランカの王の象徴で、代々の王朝が遷都する度に、王と一緒に移されてきました。
スリランカでの最後の王朝がキャンディだったので、そのままここに仏歯が収められています。

ここでチケットを購入（@2,000ルピー）して、靴を脱ぎます。

ゾウの彫刻が、とってもキレイに残っています。
階段を上がって中へ。

違う世界へのトンネルのよう。

壁にはペラヘラ祭りの様子などが描かれています。

どこを見てもカラフルな装飾！
お花の絵が多くて、黄色やオレンジ色がたくさん使われているので可愛らしい～

トンネルをくぐると、象牙が飾られた黄金の室内に。

赤い幕の向こうには扉がありますが、ここの真上の２階にもある扉の向こうに、仏歯が奉納されています。
早速２階へ！

置く場所がないくらいびっしり。

たくさんのお花が供えられています。

この後（プージャが始まったと同時に）、係の人がお花の種類ごとに回収していました。
儀式に使うのかな？

２階の扉の真っ正面。
これ以上は近づけません。

扉をズーム。
この扉の向こうに、仏歯が祀られていて、１日３回のブーシャのときに見ることができます。

その扉を開くのを待って、数百人が待っています。
…この列には並ばなくてもいいや。

18:15 １階から音楽が聴こえてきた！
１階へ！
４名の男性が太鼓とラッパで演奏しています。

ブーシャの始まりです。

とっても厳粛な荘厳な雰囲気。

単調なメロディの繰り返しですが心地良い♪

18:20 大勢の僧侶がやってきて、水で足を清めてから扉の中に入って行きました。

最後の白装束の人が扉の中に入ると、係員から「2階も開くよ」と2階へ行くよう促されます。

急いで2階に上がったけれど、まだ扉は閉まったまま。

18:45 しばらくしてから2階がご開帳となりました。

並んでいた人たちが次々と仏歯の前を通っていきます。

仏歯の前で5秒も立ち止まれないほど、ほんの一瞬しか拝むことができません。

これなら数百人待ちでも回転が早かったかも？

仏歯寺のHPから。
この黄金の仏舎利（容器）の中に、仏歯が収められています。

1階に下りると、礼拝堂があります。

あ、またカーラとマーガだ！

中にはブッダ坐像や、違う部屋には小さな仏塔などが祀られています。

でも、残念ながら中は撮影禁止。

まだ他に、展示室などの部屋もあるけれど、マリオさんとの待ち合わせの時間が近いから出ようか…

う～ん。やっぱり時々「レンタカーならな～」っていう思いが出てきます。
タクシーチャーターとレンタカーと、直前まで悩んだので、ついつい比較してしまう。
でも、レンタカーならこんなにスムーズには動けていなかったよね？と自分自身に言い聞かせて…の堂々巡り。

ライトアップもかなりキレイ★

参道には蓮の花の街灯！
とっても可愛い～

ケンタッキーへ。
ん？普通のチキンがない？
聞けばありそうだけど並んでいるし、違うところにしよ～

バーガーキングへ。
へっ？めちゃ高い！
左上のおススメバーガーが、単品で2,200ルピーもする(･_･;

待ち合わせ時間を考えるとここで決めなきゃ。

1,000ルピー以下のバリューバーガーを発見！

19:30 待ち合わせ時間ギリギリでマリオさんと合流。

ホテルはキャンディにある山の上。
ものすごく道が悪い。
クネクネしていて、かつ急な坂道をひたすら登ります。
しかも道が狭いので、下ってくる車がいるとバックで戻って…の繰り返し。

あれ？車が停まっている？？？
前の前の車がパワー不足で登れずにいるみたい。

マリオさんも助けに行って、ようやく動き出しました。
山の上はホテルの密集エリアなのに、道の整備が追い付いていません。

「フォックス リゾート キャンディ（75.77USドル)」

20:00 ようやく到着。
マリオさんが、「明日の朝はトゥクトゥクで麓まで降りてきて…」と呟くほどの酷い道のりでした。

この後マリオさんは、麓のホテル（自分で調達）に戻って、また明日迎えにくるんだと思うと本当に申し訳ない気持ち。
スーツケースが2個もなければトゥクトゥクで降りてあげたいんだけど…

ウエルカムドリンクをいただくけど、気持ちが晴れない…。

部屋はデラックスマウンテンルーム。

部屋は素敵なデコレーション！
可愛い～！！

何でこんな行きにくいホテルを選んじゃったんだろうって思っていたけど撤回！！

う～ステキすぎる。
写真を撮る手が止まらない～

寝るときも、白鳥さんは崩したくなかったので、そーっと違う場所に朝まで避難。

白鳥さんが抱いていた花。
レッドトーチジンジャーといいます。
ベットに散りばめられたちょっと肉厚の花びらも、このトーチジンジャー。

チョコレートのプレゼントも！

さすがスリランカ！
木箱に入った紅茶の種類も豊富！

シャワールームは広くないけれど、蜂の巣みたいなシャワー、普通のシャワーヘッドのほかに、取っ手を握るとかなり強い水圧が出るシャワーヘッドの3種類がありました。
強い水圧のシャワーがお気に入り。
本格的な水鉄砲のよう？？？？何か違うか。

アメニティーもひと通り。

ようやく写真撮影も終わって、買ってきたバーガーキングの夕食。
・ライスチキン（980ルピー）
・クラッシックグリルドチキンバーガー（950ルピー）
・チキンクリスプバーガー（950ルピー）

キャンディの市場を見ているときにマリオさんが買ってくれたフルーツたち。
包み紙は使用済みノートのリサイクル？
それにしても字が上手！

大きい実はマリオさんが大好きな「ウグラッサ」。
教えてもらったとおり、手のひらでコロコロ潰して食べました。やっぱり甘酸っぱくて美味しい！
私も大好き！

これもマリオさんが買ってくれたチップス。
包み紙はやっぱりプリントの再利用。