団塊夫婦の世界一周絶景の旅(2014南米ハイライトーチリ５：パイネ国立公園再訪/朝焼けのパイネの角&コンドル山トレッキング

１２月２日、ホステリア・ペオエの２日目の朝。５時台に明るくなってきたので、慌てて身支度をして外へでてみたら、パイネの角（２６００ｍ）が赤くなっていた。

今日は朝からよく晴れているので、こんなに素晴らしい風景が目の前で展開している。夢のようだ。

だんだん明るくなってきた。

拡大して。

パイネの角とその右のアルミナンテ（２６７０ｍ）の両方に日が当たっている。

橋を渡って橋の半ばから撮影を試みた（画像をクリックしてください）。今日も風が強く、湖面が波打っている。

橋のたもとから撮影。

拡大して。この位置からみるパイネの角が一番素晴らしいと思う。

せっかくなので、記念撮影。髪もとかざず、化粧もせずに飛び出したので、残念な写真になっている。

手前に花を入れて。

念願の赤く染まるパイネの角を撮影できたことに満足し、ゆったりとした気分で絶景を眺めながらおいしい朝食をいただく。

窓から見えたパイネの角とアルミランテ.

ちょっと気取った構図で撮影。

朝食後再び裏山に登り、すっかり日がのぼり、コバルトブルーになってきた湖を撮影していたら、虹が出てきた。

湖面は上に雲があると、影が映り、濃いブルーになる。

まだ雲があるようだ。

やがて雲が移動して影のない湖面になった。パイネは風があるときは、天気がめまぐるしく変わる。

一面に太陽の光を浴びるパイネの角。

部屋にもどり、パッキングして、チェックアウト。その前に、ロビーからも撮影。ここのロビーは人も少なく、のんびりできる空間だった。

ついでに橋も撮影。このあたりも完全に日が差していた。

橋を渡る前にもう一度、素晴らしい景色を撮影。あしたまたここに来て泊るがこんないい天気に恵まれるかどうかわからないからだ。

橋の上からも、もう一度パイネ・グランデ（３０５０ｍ）をふり返ってみた。

レンタカーにバックを詰めてからも、名残惜しく、このあたりの花がすばらしかったので、しつこく撮影。

同上。

同上。

パイネの角とパイネグランデの間からはフランスの谷の一部がきれいに見えた。

今日はホステリア・ペオエの向かいにあるコンドル山（写真の山）に登ることにした。ホテルからグレイ湖方面にちょっとだけ行ったところに、展望台のための駐車スペースがあり、コンドル山への登山道は、そこから始まっていた。

晴れてはいるが強風がふきすさんでいるので、歩きにくい。しばらくは緩い坂道を横断。眼下にペオエ湖の素晴らしい眺めが広がっていた。

風が強いし、パイネの角に薄霧がかかってきたので、途中で断念しようかと思ったが、後から高校生の一団が登ってきたことに励まされて、頑張って登り続けることにした。それにしても、すごい風だ。ときどき立っていられなくなる。

はるか下にホステリア・ペオエと私たちのレンタカーが見える。

ようやくミラドールコンドルに到着。高校生で満員状態。しかも、吹きすさぶ風でまともに撮影できない。そんな中撮影したパイネの角の反対側。

ペオエ湖とは逆の方向の湖２つと高校生。

風に体をあずけている高校生。

それを撮影している友達。

頂上からのホステリア・ペオエと道路。

湖の向こうにサルトグランデが見えた。

風がひどいので、早々にミラドールを出発し、下山。しだいにペオエ湖が大きくなってくる。途中かわいい花が咲き誇っていた。

頂上よりもこのあたりからパイネの角や湖を眺めた方がいい。

また異なる花を手前に撮影。

途中は２０１１年１２月の火事ですっかり焼けてしまっていた。今も生々しい姿をさらしている。木がないので風をさえぎるものがなく、風の強さを余計感じる。

オブジェのような焼けた木の残骸。

このあたりこのパンジーのような紫の花が勢いよく咲いていた。木がなくなったせいで、日あたりがよくなり、花の勢いが増したような気がする。火事の意外な副産物だ。

途中の林には植林がなされていた。あと何年かかることやら。気の遠くなる話だ。

もうそろそろ駐車しているところに着く。

パタゴニアに多く見られたかわいい花。

このあたりはほとんど平坦な道。

パノラマにして（画像をクリックしてください）。

上のパノラマのさらに右側（画像をクリックしてください）。登山口に止めていた車にもどり、今日の宿レフジオラストーレスに向かった。

駐車場近くの展望台からの眺め。

途中サルトグランデに立ち寄ろうと車を走らせていると、道路の向こうにすばらしいパイネの角が現れた。。この道から見える山も素晴らしい。

景色はすばらしいが、道路は砂利道で最悪だ。ノロノロ走らざるを得ない。

湖ぎわに車を止めて、対岸のサルトグランデを望遠で撮影。

プデートを通過。ちょうどロッジパイネグランデからカタマランが戻ってきたところだった。

プデートの先の駐車場に車を止めてサルトグランデまで歩くが、そこまでの道は向かい風が強烈でなかなか滝にたどり着けなかった。小石まで飛んでくる。ようやくたどり着いた滝からも、風で水しぶきが飛んできていた。撮影困難な状態で無理やり撮影。

またもや滝に虹がかかっていた。

パノラマにして（画像をクリックしてください）。この先にトレッキングコースがあるが、強風でとてもトレッキングどころではないので、早々に退散。先を急いだ。急ぐといっても、悪路では３０キロくらいでしか走れない。

途中のミラドール（画像をクリックしてください）。昨日よりは晴れているので、まだましかも（後日もっと晴れることになる）。

とりあえず記念撮影。

やがてパイネの塔が見えてきた（画像をクリックしてください）。昨日よりはくっきりと見えた。

レフジオラストーレスへ行くときに渡る恐ろしい橋は新しくなっていたので、安心して渡ることができた。これで７回目に渡ったことになる。橋を渡った後に、パイネの塔と花のツーショットが撮影できた。

前回何度も見たパイネの塔。また再び目の前にして感慨深いものがある。次の日は晴れたら、塔へのトレッキングに挑むつもりで、ここのレフジオラストーレスを予約したが、あいにく朝から何も見えないほどガスがたちこめていたので、トレッキングは断念せざるを得なかった。このレフジオには２度と泊まりたくないと思った前回の旅。今回もひどい食事とあぶない二段ベッドにはがっかり。改善されたのは布団がよくなったことだけだった。（その３に続く）