冠山(1257m)
2011年8月13日(土)
先週、今週と2週続けて白山登山。
さすがにハードなハイクが続いたので、今日は少しゆるめの山にしよう。
どこがいいかとあれこれ思案。
そうだ!あの山にしよう。
今回のターゲットは冠山(かんむりやま)(1257m)
両白山地の南部、越美国境にまたがる山で、「日本三百名山」、
「残しておきたい日本の自然百選」などにも選ばれている。
また烏帽子のような鋭く尖った特徴のある山容が、名前の由来となっている。
標高は1257mと結構あるが、登山口の冠峠(1050m)からだと標高差200mほど。
初心者でも登り易い山として人気がある。
先週、今週と2週続けて白山登山。
さすがにハードなハイクが続いたので、今日は少しゆるめの山にしよう。
どこがいいかとあれこれ思案。
そうだ!あの山にしよう。
今回のターゲットは冠山(かんむりやま)(1257m)
両白山地の南部、越美国境にまたがる山で、「日本三百名山」、
「残しておきたい日本の自然百選」などにも選ばれている。
また烏帽子のような鋭く尖った特徴のある山容が、名前の由来となっている。
標高は1257mと結構あるが、登山口の冠峠(1050m)からだと標高差200mほど。
初心者でも登り易い山として人気がある。
実はこの冠山、登るのは初めてではなく、過去に2度登った経験がある。
いずれも中学生の頃、ボーイスカウトの夏合宿でキャンプ登山した。
あれからもう40年近く経つが、どうなっているだろうか?
池田町に入り、R417を志津原・冠山方面へ。
当時はここまで自転車でやってきた。元気あったよな~(笑)
気温は既に32℃。あぢぃよ~!
ここからは冠山林道となる。
R417はまだ一部未開通で、代わりにこの冠山林道が岐阜県側とを結んでいる。
現在は舗装されているが、当時はもちろん砂利道だった。
峠まで1.5車線の隘路が続く。
11:00 冠峠(標高約1050m)
土曜日ということもあり、沢山の車やバイクがあった。
この石碑は見覚えがある。
福井県側。当時から変わらず池田町のまま。
岐阜県側。銘石が3つある。
かつて登山した際は徳山村と呼ばれていたが、その後合併で藤橋村に改称。
そして平成の大合併で、現在の揖斐川町となった。
余談だが、当時ボーイスカウトの隊長が廃村前の徳山村まで、
アイスクリームを買いに行ってくれたのだが、
戻られた時には半分以上溶けていたのを今も覚えている(笑)
道路を挟んで反対側のこちらは、金草岳(1227m)に通ずる登山口。
冠山と併せてピストン登山される方もいるが、こちらはかなりアップダウンが激しいらしい。
11:10 登山開始
秀麗な冠山の山容が見ながら歩いていく。
背後には冠峠や金草岳が。
途中急登な箇所もあるが、
概ねなだらかな道。
前方の尾根筋に人影。あそこが冠平だろうか。
最後の上り坂を過ぎると、
11:58 冠平分岐(標高約1180m)
ここは頂上直下で、先に見えるのが冠平(標高約1170m)
一旦あそこで休憩してから頂上に向かってもいいのだが、休んでしまうと気力が失われそうなので、
息を整えた後そのまま頂上に向かうことにする。
分岐から頂上までは距離すると僅か200mほどだが、岩峰となっており、
急峻な岩肌を標高差90mほどを登らねばならない。
ロープや鎖もあるが、場所によっては3点支持が必要なところもある。
昔もこんなに急だったけ?
北アルプスの岩稜のような雰囲気を持っており、奥美濃のジャンダルム
とも称されるらしい。
ジャンダルムはかなり大げさだと思うが(笑)
岩登りを過ぎ、潅木をかき分けていくと
12:15 冠山山頂(標高1256.6m)
頂上には誰も居なかった。
お決まりの三角点(三等:冠山)タッチ。
頂上は狭く、5人も居れば満杯といった感じ。
また南側がすっぱりと切れ落ちているので、滑落には要注意。
冠山の頂上を一人占めしながら、乾杯!
素晴らしい眺めを味わいながらのオールフリーはまた格別。
ノンアルコールの中で、一番好きだ。
これも最近ハマってます。
西側には冠山林道と金草岳へと続く越美国境の山々。
南側には、徳山ダムによってできた徳山湖。
このダムによって徳山村が集団移転となり、湖の底に消えた。
北側には部子山(1464m)や銀杏峰(1441m)が広がる。
天気が良ければ、遠く白山も望めるらしい。
10分ほど絶景を満喫した後、山頂を後にする。
下りは登り以上に慎重に。
12:40 冠平分岐
熊笹をかきわけながら進んでいく。
12:42 冠平(標高1170m)
シートを広げ、昼食タイム。
ここでもまずこの1本。
飲み過ぎじゃないかって?(笑)
アテは、こいつ。
お湯を入れてでき上がり。
メインディッシュは、とんこつラーメン。
棒ラーメンといったら、やはり味のマルタイさんでしょう。
乾燥ワカメを入れて完成。
二人前全部食べてしまいました(笑)
しばし冠平でまったりする。
ここにいた2名の男性はボランティアの方で、夜叉ヶ池同様、自然保護とガイドを行なっているそうだ。
時折双眼鏡で山頂方面を眺め、危険がないか監視されていた。
冠山は初心者や子供でも登れる山であるが、過去には昭和30年に福井銀行のパーティが大量遭難。
2名の方が亡くなれた痛ましい事故もあり、その遭難碑が冠平にある。合掌。
13:50 下山開始
暑さが堪える。
14:35 冠峠
下りは45分だった。
さすがにこの時間から、金草岳に向かうの無謀なので、またの機会とする。
途中、足羽川にかかるかずら橋を道路越しに見学。
渡るのは有料(300円)。
本日の行程
※上記鳥瞰図は、山葵友(さんきゅう)様のHP、山聲(やまびこ)の山行記録(山悠遊)
から引用させていただきました。
冠山(1257m)
標高差207m
登り 1時間5分、下り 45分、TOTAL 3時間25分
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いずれも中学生の頃、ボーイスカウトの夏合宿でキャンプ登山した。
あれからもう40年近く経つが、どうなっているだろうか?
池田町に入り、R417を志津原・冠山方面へ。
当時はここまで自転車でやってきた。元気あったよな~(笑)
気温は既に32℃。あぢぃよ~!
ここからは冠山林道となる。
R417はまだ一部未開通で、代わりにこの冠山林道が岐阜県側とを結んでいる。
現在は舗装されているが、当時はもちろん砂利道だった。
峠まで1.5車線の隘路が続く。
11:00 冠峠(標高約1050m)
土曜日ということもあり、沢山の車やバイクがあった。
この石碑は見覚えがある。
福井県側。当時から変わらず池田町のまま。
岐阜県側。銘石が3つある。
かつて登山した際は徳山村と呼ばれていたが、その後合併で藤橋村に改称。
そして平成の大合併で、現在の揖斐川町となった。
余談だが、当時ボーイスカウトの隊長が廃村前の徳山村まで、
アイスクリームを買いに行ってくれたのだが、
戻られた時には半分以上溶けていたのを今も覚えている(笑)
道路を挟んで反対側のこちらは、金草岳(1227m)に通ずる登山口。
冠山と併せてピストン登山される方もいるが、こちらはかなりアップダウンが激しいらしい。
11:10 登山開始
秀麗な冠山の山容が見ながら歩いていく。
背後には冠峠や金草岳が。
途中急登な箇所もあるが、
概ねなだらかな道。
前方の尾根筋に人影。あそこが冠平だろうか。
最後の上り坂を過ぎると、
11:58 冠平分岐(標高約1180m)
ここは頂上直下で、先に見えるのが冠平(標高約1170m)
一旦あそこで休憩してから頂上に向かってもいいのだが、休んでしまうと気力が失われそうなので、
息を整えた後そのまま頂上に向かうことにする。
分岐から頂上までは距離すると僅か200mほどだが、岩峰となっており、
急峻な岩肌を標高差90mほどを登らねばならない。
ロープや鎖もあるが、場所によっては3点支持が必要なところもある。
昔もこんなに急だったけ?
北アルプスの岩稜のような雰囲気を持っており、奥美濃のジャンダルム
とも称されるらしい。
ジャンダルムはかなり大げさだと思うが(笑)
岩登りを過ぎ、潅木をかき分けていくと
12:15 冠山山頂(標高1256.6m)
頂上には誰も居なかった。
お決まりの三角点(三等:冠山)タッチ。
頂上は狭く、5人も居れば満杯といった感じ。
また南側がすっぱりと切れ落ちているので、滑落には要注意。
冠山の頂上を一人占めしながら、乾杯!
素晴らしい眺めを味わいながらのオールフリーはまた格別。
ノンアルコールの中で、一番好きだ。
これも最近ハマってます。
西側には冠山林道と金草岳へと続く越美国境の山々。
南側には、徳山ダムによってできた徳山湖。
このダムによって徳山村が集団移転となり、湖の底に消えた。
北側には部子山(1464m)や銀杏峰(1441m)が広がる。
天気が良ければ、遠く白山も望めるらしい。
10分ほど絶景を満喫した後、山頂を後にする。
下りは登り以上に慎重に。
12:40 冠平分岐
熊笹をかきわけながら進んでいく。
12:42 冠平(標高1170m)
シートを広げ、昼食タイム。
ここでもまずこの1本。
飲み過ぎじゃないかって?(笑)
アテは、こいつ。
お湯を入れてでき上がり。
メインディッシュは、とんこつラーメン。
棒ラーメンといったら、やはり味のマルタイさんでしょう。
乾燥ワカメを入れて完成。
二人前全部食べてしまいました(笑)
しばし冠平でまったりする。
ここにいた2名の男性はボランティアの方で、夜叉ヶ池同様、自然保護とガイドを行なっているそうだ。
時折双眼鏡で山頂方面を眺め、危険がないか監視されていた。
冠山は初心者や子供でも登れる山であるが、過去には昭和30年に福井銀行のパーティが大量遭難。
2名の方が亡くなれた痛ましい事故もあり、その遭難碑が冠平にある。合掌。
13:50 下山開始
暑さが堪える。
14:35 冠峠
下りは45分だった。
さすがにこの時間から、金草岳に向かうの無謀なので、またの機会とする。
途中、足羽川にかかるかずら橋を道路越しに見学。
渡るのは有料(300円)。
本日の行程
※上記鳥瞰図は、山葵友(さんきゅう)様のHP、山聲(やまびこ)の山行記録(山悠遊)
から引用させていただきました。
冠山(1257m)
標高差207m
登り 1時間5分、下り 45分、TOTAL 3時間25分
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