伊勢平氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 18:06 UTC 版)
維盛流
平業房は院近臣となり、後白河法皇に仕え、平家と対立した。妻の高階栄子(丹後局)が法皇の寵愛を受けたためその系統は栄進し、子の平業兼は公卿にのぼり、教成は藤原実教の養子となって堂上家山科家の祖となった。
貞弘流
平家弘とその子は崇徳上皇の家人であり、保元の乱でも捕縛されるまで上皇に付き従った。戦後、家弘は流罪となり、その子らは処刑された[6]。
季衡流
室町時代に政所執事を世襲した伊勢氏は、平季衡の後裔を称している。伊勢氏からは関東の戦国大名となった後北条氏が出ている。
系譜
系図1
系図2(平経盛・平教盛・平頼盛の子孫)
後裔を称する氏族
清盛流
その他の諸流
注釈
出典
- ^ 角田 1994, pp. 2253–2254, §. 平家.
- ^ 野口実 2003, p. 28.
- ^ 飯田悠紀子 2012, p. 70.
- ^ 飯田悠紀子 2012, p. 68.
- ^ 野口実 2003, p. 29.
- ^ 原水民樹「崇徳院逃避行の供人、平家弘・光弘父子 : 『保元物語』形成の一背景」『言語文化研究』第14巻、2006年12月、A25-A34、ISSN 13405632。
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