プロトタイピング
プロトタイピングとは、製品開発のために製品の原型あるいは試作品であるプロトタイプを作成する開発手法である。
プロトタイピングは、特にソフトウェア開発においては、製品の仕様を文書だけでなく動きのあるプロトタイプを作成し、ユーザーの意見を聞き改良するためには非常に有用な手法である。また、プロトタイプを作成し実際の動作を検証することで、設計上だけでは確証が得にくい性能に目途をつけることも可能になり、実際に作成してからでは手遅れになりがちな問題を事前に摘出することが可能となるメリットがある。
一方で、プロトタイプ自身はそれほど時間をかけて作成する性質のものではないため、その構造に問題があってもそのままにされ、潜在的な問題を持ったまま製品化に至る場合もあり、注意が必要となる。
開発手法: | ハードフォーク プロトタイプモデル プログラムステップ法 プロトタイピング 開発モデル 下降型プログラミング 継続的インテグレーション |
プロトタイピング
(prototyping から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/13 00:57 UTC 版)
プロトタイピング(Prototyping)とは、実働するモデル(プロトタイプ)を早期に製作する手法およびその過程を意味する。その目的は、設計を様々な観点から検証する、機能やアイデアを形にすることでユーザーから早めにフィードバックを得るなど、様々である。プロトタイピングはシステム設計工程の一部として組み込まれることも多く、それによってプロジェクトのリスクと費用を低減させると考えられている。反復型開発では1つ以上のプロトタイプが作られ、欠陥や問題が徐々に解決されていく。プロトタイプの改善が十分なされ、機能/堅牢性/製造の容易さといった設計目標に達したとき、製品としての製造が可能となる。
- 1 プロトタイピングとは
- 2 プロトタイピングの概要
- 3 関連項目
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