TOSHIBAブランド(音声端末は2011年度まで)
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「auの主な携帯電話端末納入メーカー」の記事における「TOSHIBAブランド(音声端末は2011年度まで)」の解説
略称「T」(旧・箱色 : 緑色)製造番号の記号「TS」旧セルラー初期のTACS・PDC機におけるメーカー番号「3」 DDIセルラーのサービス開始当初から端末を供給し続けていたメーカーの一つであり、第1号機はTACS方式の自動車電話「MP-301」であった。 auにおけるフラグシップ系の機種から普及型の機種まで幅広い層に向けた音声用端末を供給している。2007年度のモデルまでは主力のCDMA 1X WIN対応端末だけでなく、既存のCDMA 1X対応端末も供給していた。なお、2008年度のモデルは全てKCP+対応の高機能型音声用端末だった。 MPEG-4チップを自社生産しているため、ムービー関連に積極的。また同社のCDMA 1X WINに対応した端末では本格的な自社製のハードウェア制御による3Dグラフィックアクセラレータ「MOBILE TURBO T4G (TC35285)」を搭載する。(ただし後述のW47T, DRAPE等のEV-DO Rev.A対応機種やW56T以降の「KCP+」対応機種およびW55T以降の「KCP+」非対応のEV-DO Rel.0対応機種は除く。また、ワンセグチューナー搭載のW51T, W52T, W53T, W54Tには新開発の「MOBILE TURBO T5GP (TC35296)」が搭載されている)も製作しているため、ソフトバンクモバイル向けの東芝製端末同様「3Dゲームアプリ等のグラフィック性能に強いケータイ」として知られる。東芝機のみの独自機能として、端末をポケットやカバンから取り出すことなく着信の有無を確認できる「カチャブル」やW44T以降の端末から導入された機能「ベストコネクト」(ただし「KCP+」対応機種は除く。かつて同社のPHSにこの機能が搭載されていた)を持つ。 2004年の春モデル - 2006年の秋モデルまでauの端末メーカの中で唯一Bluetooth(東芝も規格策定に関与していた)を搭載した法人を含む一般消費者向け端末を製造し続けていたが、2006年の冬にはカシオ計算機の法人向け端末E03CAが対応し、KCP+対応端末では大部分の端末がBluetoothに対応しているため、同社の独占性は崩れている。 日本語入力システムは「KCP+」対応端末および「KCP3.x」対応端末、スマートフォンを除き自社製のモバイルRupo。W53Tよりマイナーアップデートされた。なお、「KCP+」対応端末および「KCP3.x」対応端末、スマートフォンのIS02およびIS04/IS04FV、IS11T、E31TにはいずれもATOKが採用。またWindows Phone 7.5搭載スマートフォンのIS12Tに限りカーブフリック入力対応のMS-IMEが採用される。 国内では同キャリアのほか、ソフトバンクモバイル(2012年現在供給休止中)・ウィルコム(2012年現在供給休止中)・イーモバイル(2012年現在供給休止中)に端末を供給したことがある。2009年夏T-01AよりNTTドコモにも端末の供給を再開した(ただし東芝名義はT-01Bまで。T-01Cは富士通東芝名義、T-01Dは富士通(本社)名義でそれぞれ供給)。 HP-50T:1997年9月発売。日本国内で最後に発売されたTACS方式の端末。 C5001T : 動画配信機能「ezmovie」に対応した初の端末。 A5501T : EZナビウォーク対応機種第一弾。専用のコンポジット変換ケーブルで、TV等にカメラ画像や動画を出力する事が可能(世界初)。au初のminiSDカード採用機でもある。 A5504T : 同社初のBluetooth対応機種である。 W21T : 同社初のCDMA 1X WIN対応端末。EZ「着うたフル」などに対応。 W41T - 日本国内向けの携帯電話として初の0.85インチハードディスクドライブ(容量は4GB)を搭載した端末。通称は"MUSIC-HDD"。 neon (W42T) : au design project端末 W56T : 同社のW47T/DRAPE以来のEV-DO Rev.A対応端末。基本的に折りたたみ式であるが360°回転リバーシブル機構を用いた2.8インチ有機ELを採用しワンセグチューナーやデジタルラジオなどの機能に対応しほぼ全部入りの内容となっている。なお日本語入力システムは自社製のモバイルRupoではなくATOK for au+APOTである。W54SAやW54S同様、最新のプラットフォーム「KCP+」に対応する。なお「KCP+」対応機種には米国クアルコム社製のチップセット「MSM7500」が採用されている。カメラは3.2メガAFカメラを採用するが前述のW54Tで採用された広角レンズは採用されていない。 W65T : W54T以来のスライド型。業界初のAAC・320kbpsによる高音質の携帯電話向け音楽配信サービスのEZ「着うたフルプラス」に対応。 T002 : 操作レスポンス等の向上やバグの修正などが図られた第2世代のKCP+を搭載した折りたたみ式。EZニュースEXに対応し、更にKCP+対応機としては初のmicroSDHCカードに対応する(ただし8GBまで)。 biblio(TSY01) :同キャリア向け携帯電話(非スマートフォン)としては初となるQWERTYキーパネル、および無線LAN(Wi-Fi WIN)を搭載。 T003 :T002の後継にあたる機種。ただしGSMには非対応。 REGZA Phone T004 :先述のS004同様、KCP3.0およびSnapdragonを搭載したハイエンド機種。 dynapocket IS02(TSI01) :同キャリア向けの個人ユーザー用としては初となるスマートフォン。Windows Mobile 6.5.3 Professional(Windows Phone)を搭載。フルスライド式でQWERTYキーボードと静電式タッチパネルが用いられる。 E31T :ヤマト運輸のセールスドライバー向けに開発されたストレート式携帯電話型のタッチパネル(静電式)入力対応スマートフォン。上記のIS02同様、Windows Mobile 6.5.3 Professionalが搭載される。 REGZA Phone IS04/IS04FV(TSI04) :Android 2.1(IS04FVはAndroid 2.2)を搭載した防水・ワンセグ・おサイフケータイ・WIN HIGH SPEED対応スマートフォン。 REGZA Phone IS11T(TSI11) :Android 2.3を搭載した・ワンセグ・おサイフケータイ・WIN HIGH SPEED対応フルスライド式QWERTYキーボード搭載スマートフォン。 Windows Phone IS12T(TSI12) :国内キャリア初にして世界初のWindows Phone 7.5を搭載した防水・防塵・WIN HIGH SPEED対応スマートフォン。1320万画素のカメラと約32GB(ユーザー使用領域は約28GBまで)の大容量内部メモリを搭載する。ただしmicroSDカードなどの外部メモリには非対応。 REGZA Tablet AT500/26F :Android 4.0を搭載したタブレット端末(3G回線非対応)。ただしこちらは東芝単体での発売である。
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