テップス【TEPS】
TEPS
読み方:テップス
別名:1秒間に辿るグラフのエッジ数,1秒間に辿るグラフの枝数
TEPSとは、スーパーコンピュータの大規模グラフ処理の速度を計測するベンチマーク「Graph500」において使用される処理速度の単位である。1秒間に探索したグラフのエッジ(枝)を意味する。場合に応じてG(ギガ)等のSI接頭辞がつく。
Graph500は、ベンチマークとして用意されたグラフを幅優先探索で処理した際の処理速度を計測する。浮動小数点演算の速度を計測する「TOP500」(スーパーコンピュータTOP500)ベンチマークでは計測困難なデータインテンシブ処理の性能を測ることが可能となっている。
Graph500は2010年に開始された。2010年11月に発表されたGraph500ランキングではIBMのBlueGeneをベースとする「Intrepid」システムが第1位を獲得している。処理速度は7.0867「GTEPS」だった。GTEPSは「1秒間に10億エッジを辿る」ことを表す単位である。
参照リンク
Graph500
スーパーコンピュータ: | スーパーコンピュータTOP500 TSUBAME TSUBAME2.5 TEPS TTEPS TSUBAME-KFC TSUBAME2.0 |
TEPS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 09:45 UTC 版)
TEPS(Traversed Edges Per Second) とは、スーパーコンピュータにおいて通信容量と計算力の両面を評価する指標である。これは、より標準的な測定指標であるFLOPSが通信性能を重視しないのとは対照的である。
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