MSX/2/2+/turboR (1993年7月号掲載)
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「Oh!X」の記事における「MSX/2/2+/turboR (1993年7月号掲載)」の解説
MSX用ではあるもののBIOSを経由せず、仮想テキスト空間を併用したVDPの直接制御など、比較的凝ったつくりになっており、パフォーマンス特性が通常のSWORDと異なる。また、ゲームに便利なようにジョイスティックの入力も一部キーへ割り当てられている。同機がMS-DOSフォーマットのみを仕様としてサポートし、FDC等のハードウェアが規格として不定であるため、8Bit機への移植の中で、唯一ディスクの取り扱いにイメージファイルを利用する形になっている。また、前述のとおり、ハードウェアを直接制御する部分が含まれるため、エミュレータでの実行時には結果が実機と異なることもある。turbo-Rでの実行時には、非エミュレート環境では最速で動作する環境となる。掲載が末期であったことや、ファイルシステムの互換性、ユーザ層や、同機へは独自のツールなどが有ったことなどから、他の機種に比べ利用者は多くない。掲載されたもの以外にも没になった掲載分よりも前のものや、掲載後に漢字出力への対応したものなどが開発され、存在している。
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