ICAO航空会社コード(3レターコード)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 02:48 UTC 版)
「航空会社コード」の記事における「ICAO航空会社コード(3レターコード)」の解説
ICAO航空会社コード(3レターコード)は国際連合の付属機関である国際民間航空機関 (ICAO) により定められているコード。形式はアルファベット3文字である。主に航空管制やフライトプラン等、航空機の運航に関連する公的機関のレベルで使用されている。日本の場合、日本航空=JAL、全日本空輸=ANAなど、機体に表記されている略称と3レターコードが同じの場合が多いが、違う場合もある。 例えば旧・中日本エアラインサービス(後にエアーセントラル、現在はANAウイングスに統合)の略称はNALだったが、3レターコードはALSで登録されていた。ちなみにNALはアメリカの旧・ナショナル航空であった。 航空会社ではないが、航空機メーカーのボーイングやエアバスにも3レターコードは付与されており、テストフライトなどで使用される。 また、IATA2レターコードと異なり、既存のコードが別の会社にも与えられるということはない。日本国内では便名の案内においてICAOコードと異なる略称を使用している場合もある(例:天草エアラインのICAOコードはAHX、略称はAMX。ソラシドエアのICAOコードはSNJ、略称はSNA。北海道エアシステムのICAOコードはNTH、略称はHAC)が、実際にはアエロメヒコ航空(AMX)など別の航空会社に割り当てられている。 ICAO航空会社コードの例 JAL - 日本航空 ANA - 全日本空輸 BAW - ブリティッシュ・エアウェイズ AFR - エールフランス BOE - ボーイング AIB - エアバス
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